ツイスター (ゲーム)

ツイスター（Twister）

ツイスターは、複数人でプレイするパーティーゲームの一種です。1966年にアメリカの玩具メーカー、ミルトン・ブラッドレー（現ハズブロ）から発売されました。

ゲームの概要

ゲームは、スピナーと呼ばれるルーレットのような指示板を使って進行します。スピナーは、手足の部位（右手、左手、右足、左足）と色（赤、青、黄、緑）を指示します。プレイヤーは交代で、指示された手足を対応する色の円の上に置いていき、倒れないように体勢を維持します。

掌と足の裏以外の部位が床やシートに接触した場合、そのプレイヤーは脱落となります。最後まで体勢を維持したプレイヤーが勝者です。

歴史

ツイスターは、玩具デザイナーのチャールズ・F・フォーリーと製品デザインアーティストのニール・レイベンズによって考案されました。1966年4月14日に特許出願後、ミルトン・ブラッドレーにアイデアが売却されました。当初は「プレッツェル」という名前でしたが、ミルトン・ブラッドレーによって「ツイスター」として発売されました。

1966年5月3日には、テレビ番組「ザ・トゥナイト・ショー」で紹介され、女優のエヴァ・ガボールが出演し、ゲームをプレイしたことが大きな話題となりました。この影響もあり、発売初年度に300万個以上を売り上げる大ヒットとなりました。

日本での展開

日本では1967年に任天堂がミルトン・ブラッドレーから製造販売権を獲得し、「ツイスターゲーム」として発売されました。当時、任天堂はトランプや花札の売り上げに依存していましたが、新たな収益源を求めて室内娯楽総合メーカーへの脱却を図っていました。
美容体操家の竹腰美代子とタイアップし、美容効果を宣伝したり、「ツイスター体操」の方法をマニュアルに掲載したりするなどの販売戦略がとられました。

2024年現在、ツイスターはハズブロが販売しており、日本ではハズブロジャパンが販売しています。

関連情報

• - ボードゲーム
• - パーティーゲーム

外部リンク

• - Spinner for Twister - ツイスターをプレイするオンラインルーレット

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