ツギクルブックス

ツギクルブックスは、SBクリエイティブの子会社であるツギクルが刊行する新文芸系の小説レーベルとして、2017年2月に創刊されました。

概要

「大人が本当に読みたい作品の発掘」をコンセプトに掲げ、Webサービス「ツギクル」や「小説家になろう」に投稿された作品を中心に書籍化を行っています。KADOKAWAが提唱する「新文芸」という新たなジャンルに位置づけられています。

刊行はツギクルが担当し、出版は親会社であるSBクリエイティブが行うという体制で運営されています。

創刊前の2016年には「ツギクルブックス創刊記念大賞」が開催され、以下の作品が選出されました。

大賞: 咲夜『カット&ペーストでこの世界を生きていく』
佳作: 佐藤真登『迷宮にて、没落少女は縦ロールを武器に成り上がる』
佳作: うみ『ぼっちでもなんとか生きてます(惑星探査物)』
佳作: 原幌平晴『栄光の昭和』

大賞受賞作品は、ツギクルブックスより書籍化されています。

特徴

ツギクルブックスは、Web小説という新たな才能の発掘に力を入れている点が特徴です。Webで人気を博した作品を書籍化することで、より多くの読者に作品を届け、新たな読者層を開拓することを目指しています。

また、「大人が本当に読みたい作品」というコンセプトからもわかるように、読者層として従来のライトノベルの読者だけでなく、より幅広い年齢層の読者を想定していると考えられます。そのため、作品のジャンルもファンタジーだけでなく、SF、恋愛、歴史など、多様なジャンルの作品が刊行されています。

今後の展望

ツギクルブックスは、今後もWeb小説を中心に、魅力的な作品を刊行していくことが期待されます。また、アニメ化やコミカライズなど、メディアミックス展開も視野に入れていると考えられ、今後の展開から目が離せません。

関連情報

ツギクル: 親会社であり、Webサービス「ツギクル」を運営。
小説家になろう: Web小説投稿サイト。ツギクルブックスの作品の多くが投稿されている。
ライトノベル系レーベル一覧: ライトノベル関連のレーベル。

外部リンク

公式ウェブサイト
* ツギクルブックス (@tugikuru) - X（旧Twitter）

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