ティアップワイルド

ティアップワイルドの競走成績と引退後

ティアップワイルド（欧字名:T Up Wild）は、日本の競走馬で、その誕生日は2006年4月20日です。彼の馬名には、馬主名に由来する冠名と父馬の名前の一部が含まれています。ティアップワイルドは、競走馬として輝かしい成績を残し、特に重賞を勝利した経歴を持っています。

経歴

ティアップワイルドは、2008年10月19日に京都競馬場で行われた2歳新馬戦において、騎手の幸英明を背にデビューしました。このレースでは5着でしたが、翌年の4月には3歳未勝利戦で初勝利をあげました。その後、彼は数レースに出走し多くの経験を積みました。

4歳に入ると、3月には伊丹ステークスで勝利し、オープンクラスに昇格しました。しかし、次の栗東ステークスで降級となり、再び1600万下条件の安芸ステークスで勝利してオープンクラスに戻ります。その後のプロキオンステークスでは5着、年末のカペラステークスでは13番人気に甘んじる中、セイクリムズンにクビ差で2着と好成績を残しました。

5歳時には、ジャニュアリーステークスでのオープン初勝利を機に、さらなる軌道に乗ります。2月の千葉ステークスで連勝を達成し、4月の東京スプリントでは惜しくも2着に。その年のカペラステークスでも2着となりました。

6歳のシーズンも前年と同様にジャニュアリーステークスからスタートし、見事に連覇を果たしました。10月には室町ステークスでオープン戦4勝目を達成し、年末の兵庫ゴールドトロフィーでは、マイペースでの逃げを成功させ、見事に重賞初勝利を挙げました。

7歳になると、黒船賞で3着となり、4月にはかきつばた記念で重賞2勝目を手にしました。しかし、かきつばた記念以降は勝利から遠ざかり、8歳時にはJBCスプリントで6着となります。その後は障害路線へと転向し、初戦の障害未勝利戦で1年7ヶ月振りの勝利を手にしました。9歳の3月には阪神スプリングジャンプに出走し、12着となって引退。この引退は、同月19日付けで正式に競走馬登録が抹消されました。

引退後

ティアップワイルドは、引退を迎えた後、埼玉県入間郡三芳町に位置する日本乗馬倶楽部にて乗馬としての新たな生活を始めました。2023年4月現在、彼は同倶楽部で元気に過ごしています。競走馬としての偉大な成績と、その後の乗馬生活が彼に平穏な日々をもたらしていることでしょう。

競走成績

ティアップワイルドの競走成績は、netkeiba.comやJBISサーチで確認可能です。彼は数々のレースでその名を馳せ、成績において馬名にふさわしい活躍を見せました。さらに、彼の血統も注目すべき点です。半兄はアグネスラナップで、こちらも競走馬としての成果を残しています。また、3代母にはグリーンダンサーが存在し、彼の血統は競走馬としての素質を引き継いでいます。

ティアップワイルドは、競走馬としての栄光に輝き、引退後も新しい生活を楽しんでいる特別な存在です。

もう一度検索