ティジェイ・ヴァン・ガーデレン

ティジェイ・ヴァン・ガーデレン

ティジェイ・ヴァン・ガーデレン（Tejay van Garderen、1988年8月12日 - ）は、アメリカ合衆国ワシントン州タコマ出身の自転車競技（ロードレース）選手です。その名は「ティージェイ」、姓は「ヴァン・ガードレン」とも表記されます。

経歴

2004年

国内選手権で目覚ましい成績を収めました。シクロクロス（デビュタンツ）、個人ロードレース（ノービス）、個人タイムトライアル（ノービス）の3冠を達成し、その才能の片鱗を見せつけました。

2008年

ラボバンク・コンチネンタルに加入し、ヨーロッパでの活動を開始しました。ツール・ド・ラブニールでは総合8位に入り、第9ステージでは区間優勝を果たしました。

2009年

ツール・デュ・オー＝アンジュとシルクイト・モンタニャスで総合優勝を飾るなど、数々のレースで好成績を残しました。ツール・ド・ラブニールでは総合2位に入りました。

2010年

チーム・HTC - コロンビアと契約を結び、プロとしてのキャリアをスタートさせました。ツアー・オブ・ターキーで総合2位、クリテリウム・デュ・ドーフィネで総合3位に入るなど、ワールドツアーのレースでも存在感を示しました。ブエルタ・ア・エスパーニャでは総合35位（チームタイムトライアル1勝）という成績を残しました。

2011年

ヴォルタ・アン・アルガルヴェで総合2位、ツアー・オブ・カリフォルニアで総合5位、ツール・ド・スイスで総合11位と、着実に力をつけていきました。ツアー・オブ・ユタでは第3ステージ（個人タイムトライアル）で区間優勝を果たしました。

2012年

BMC・レーシングチームに移籍し、更なる飛躍を目指しました。パリ〜ニースでは新人賞を獲得し、総合5位に入りました。ツアー・オブ・カリフォルニアでは総合4位、ツール・ド・フランスでは新人賞を獲得し、総合5位に入るという快挙を達成しました。USA・プロ・サイクリング・チャレンジでは第2ステージで区間優勝し、総合2位となりました。ロードレース世界選手権では、チームタイムトライアルで2位、個人タイムトライアルで4位に入賞しました。

2013年

ツール・ド・サンルイスで総合2位、パリ〜ニースで総合4位、クリテリウム・アンテルナシオナルで総合3位と、序盤から好調を維持しました。ツアー・オブ・カリフォルニアでは総合優勝を果たし（第6ステージ優勝・個人タイムトライアル）、ツール・ド・スイスでは総合7位に入りました。

2017年

ジロ・デ・イタリア第18ステージで区間優勝を果たしました。

2018年

ツアー・オブ・カリフォルニアで総合2位（第4ステージ優勝・個人タイムトライアル）、ツアー・オブ・ユタで区間優勝（プロローグ・個人タイムトライアル）を果たしました。

2019年

チームEFエデュケーションファースト・ドラパック・p/bキャノンデールに移籍しました。

2021年

ナショナル選手権を最後に、現役を引退しました。

外部リンク

* ティジェイ・ヴァン・ガーデレン - サイクリングアーカイヴス（英語）

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