ティム・ハーダウェイ・ジュニア

ティモシー・デュアン・ハーダウェイ・ジュニア

ティモシー・デュアン・ハーダウェイ・ジュニア（Timothy Duane Hardaway Jr.、1992年3月16日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アラメダ出身のプロバスケットボール選手。NBAのデトロイト・ピストンズに所属。

経歴

高校時代

高校時代は、当初トップ選手としての評価は高くありませんでした。しかし、最終学年で平均31.7得点、7.3リバウンド、4.0アシストを記録し、フロリダ州チャンピオンとの試合では42得点を挙げるなど、目覚ましい成長を見せました。

ミシガン大学

ミシガン大学では、1年次から先発出場を果たし、チームトップの19得点を記録。一時スランプに陥るも、12月にはカンファレンスの週間最優秀新人に選ばれました。2月には2度のカンファレンス最優秀新人に選出されるなど、目覚ましい活躍を見せました。2年次には、ネイスミス賞やウッデン賞のウォッチリストにも名を連ね、マウイ・インビテーショナル・トーナメントではオールトーナメントチームに選出。3年次には、CBSスポーツから全米トップ100の35位に評価され、ウッデン賞候補にも選ばれました。NCAAトーナメントでは、チームは第4シードとなり、決勝ではルイビル大学に敗れたものの、準決勝ではチームトップの13得点を記録。

NBA

ニューヨーク・ニックス

2013年のNBAドラフトでニューヨーク・ニックスから1巡目24位指名を受けNBA入り。ルーキーシーズンには、ライジング・スターズ・チャレンジに選出され、36得点を記録。NBAオールルーキーチームのファーストチームにも選ばれました。

アトランタ・ホークス

2015年、アトランタ・ホークスへ移籍するも、出場機会に恵まれず、Dリーグへの降格も経験しました。

ニューヨーク・ニックス (2期目)

2017年、古巣のニューヨーク・ニックスへ復帰。4年7100万ドルのオファーシートにサインし、ニックスでの存在感を示しました。

ダラス・マーベリックス

2019年、クリスタプス・ポルジンギスとの大型トレードでダラス・マーベリックスへ移籍。2021年にはキャリアハイとなる42得点を記録。

デトロイト・ピストンズ

2024年、クエンティン・グライムズとのトレードでデトロイト・ピストンズへ移籍。

プレースタイル

得点能力が高く、特に3ポイントシュートを得意としています。また、父譲りのバスケットボールセンスも持ち合わせており、状況判断に優れたプレーを見せます。シックスマンとしての役割もこなし、チームに貢献しています。

その他

父は元NBA選手のティム・ハーダウェイであり、マイアミ・ヒートの永久欠番にもなっています。ジュニアは当初、父が新人時代に着けていた背番号「5」を選んでいましたが、アトランタ・ホークス加入後は父の背番号「10」に変更しています。

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