ティム・リーム

ティモシー・マイケル・リーム（Timothy Michael Ream）は、1987年10月5日生まれ、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のプロサッカー選手です。現在はシャーロットFCに所属し、DFとして活躍しています。また、サッカーアメリカ合衆国代表としても知られています。

クラブでの経歴

リームは高校時代に39アシストという学校記録を打ち立て、その才能を発揮しました。卒業後はセントルイス大学に進学し、在学中にはUSLプレミアデベロップメントリーグに所属するシカゴ・ファイアーのリザーブチームでプレーしました。

2010年のMLSスーパードラフトでは、2巡目（全体18人目）でニューヨーク・レッドブルズに指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

2012年1月には、イングランドのボルトン・ワンダラーズFCに移籍し、ヨーロッパでの挑戦を開始しました。その後、2015年8月にはフラムFCと4年契約を結び、チームの中心選手として活躍しました。

そして、2024年8月7日、シャーロットFCへの移籍が発表され、新たなチームでの活躍が期待されています。

代表での経歴

リームは2010年11月にアメリカ合衆国代表に初招集され、同月開催された南アフリカ共和国戦でスタメン出場を果たし、代表デビューを飾りました。

2011 CONCACAFゴールドカップでは、グループリーグの2試合に出場しましたが、2戦目のパナマ戦でPKを献上するミスを犯してしまい、その後のグアドループ戦と決勝トーナメント4試合を全て欠場することとなりました。

その後、しばらく代表から遠ざかっていましたが、2013年8月に約2年ぶりに代表に招集されました。しかし、ボスニア・ヘルツェゴビナとの親善試合には出場機会がありませんでした。再び代表から遠ざかりましたが、2014年9月のチェコ戦でおよそ3年ぶりに出場を果たしました。

2015 CONCACAFゴールドカップではハイチ戦に出場し、2016年5月のプエルトリコとの親善試合で代表初ゴールを記録しました。

2022 FIFAワールドカップにも出場し、アメリカ代表として重要な役割を果たしました。

代表歴

出場大会
アメリカ代表
2011 CONCACAFゴールドカップ
2015 CONCACAFゴールドカップ
2022 FIFAワールドカップ
試合数
* 国際Aマッチ 55試合 1得点（2010年-）

ティム・リームは、クラブと代表の両方で豊富な経験を持つベテラン選手として、今後の活躍も期待されています。

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