テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3

テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3 概要

『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3』（略称：レディアント マイソロジー3）は、2011年2月10日にバンダイナムコゲームスからリリースされたPlayStation Portable向けのロールプレイングゲーム（RPG）です。このゲームは『テイルズ オブ』シリーズの一部であり、シリーズのキャラクターたちが共演する『テイルズ オブ ザ ワールド』シリーズの第3作目です。本作をもってシリーズは完結を迎えます。

本作では、前作に比べてさらに多くのキャラクターが登場し、操作可能なキャラクターは77人にのぼります。80人以上のキャラクターがゲスト出演するなど、多彩なキャラクターたちと冒険を繰り広げていきます。

システム

本作の舞台は、空を飛ぶ船「バンエルティア号」で、プレイヤーはこの船を拠点に多様なダンジョンを探索し、クエストをクリアしていくことになります。クエストは、モンスターを一定数倒す、アイテムを納品するなどの様々な依頼を依頼人から受ける形で進行します。ゲストキャラクターから直接受ける個人クエストの数が前作よりも大幅に増加し、特定の条件を満たすことでキャラクターを仲間に加える「お迎えクエスト」も用意されています。

ワールドマップ上からダンジョンを選択し、見下ろし型のマップで探索が行えます。特定の作品をもとにしたダンジョンも存在し、原作のBGMが流れる仕様もうれしいポイントです。また、ダンジョン内にはアイテムを入手するためのオブジェクトがあり、これを調べることで生産や料理に必要なアイテムが手に入ります。
これまで専用のアイテムが必要だったものが、単独で調べるだけで入手可能になったのも大きな改善点です。さらに、データインストール機能が追加され、ロード時間の短縮が図られています。

キャラクターメイキング

キャラクターメイキングにおいては、前作よりも多くのパーツが増え、身長や体型を自由にカスタマイズできるようになりました。また、クリア後には「キャラクターリメイク」機能が解放され、声優が違ったキャラクターに新たなボイスを選択できます。本作には新職業「ガンマン」が追加され、操作が可能なキャラクターのバリエーションも豊富に揃っています。

戦闘システム

前作の戦闘システムが引き続き採用されており、多くのキャラクターに秘奥義が実装されています。敵キャラクターは『テイルズ オブ ジ アビス』のものが大半を占めていますが、そのほかにも新たな敵キャラクターも少量登場しています。戦闘中に得られる経験値の配分方法が変更され、参加していない仲間もレベル70まで経験値を得ることができます。

ストーリー

物語の舞台は「ルミナシア」という名の世界で、その中心には生命エネルギー「マナ」を発する巨大な樹「世界樹」がそびえています。しかしその世界では、大国間の星晶を巡る争いが続き、問題も山積しています。主人公は、そんな状況を打破するために「アドリビトム」というギルドに加入し、多様な仲間と共に旅をすることになります。

主人公は物語の中で、自身が「ディセンダー」であることを知り、セカンドスチャンスのような役割を果たしています。物語が進行する中で現れる「ラザリス」という存在は、主人公たちの前に立ちはだかり、彼らが解決しなければならない大きな試練となります。主人公は最終的に、ラザリスとの対決を通じて成長し、物語は感動的な結末を迎えます。

まとめ

『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3』は、豊富なキャラクターと多彩なシステムによって、ファンに愛され続ける作品に仕上がっています。それぞれのキャラクターたちが協力し、困難を乗り越える姿は、プレイヤーに感動を与えることでしょう。シリーズの集大成として、また新たな冒険の舞台として、多くの要素が詰まったこの作品は、多くのファンにとって思い出深い一作となっています。

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