テイルズ オブ エクシリア2

テイルズ オブ エクシリア|テイルズ_オブ_エクシリア2

概要

『テイルズ オブ エクシリア|テイルズ_オブ_エクシリア2』は、2012年11月1日にバンダイナムコゲームスがPlayStation 3向けに発売したロールプレイングゲーム（RPG）です。本作は『テイルズ オブ』シリーズの一部であり、前作『テイルズ オブ エクシリア|テイルズ_オブ_エクシリア』の直接の続編として位置づけられていますが、独立した物語としても楽しむことができます。主題歌には浜崎あゆみの「Song 4 u」が採用されており、キャッチコピーは「少女のために世界を壊す覚悟はあるか？」という印象的なフレーズが使われています。

ゲームシステム

このゲームは、選択肢によって物語の展開が大きく変わる「選択が未来を紡ぐRPG」をテーマにしており、プレイヤーの行動に応じてストーリーが進行します。ストーリーは章立てで構成されており、各章の間には自由行動期間が設けられています。この自由行動期間では、パーティメンバーとの会話を通じて「キャラクターエピソード」を進め、彼らのバックストーリーを知ることができます。

選択肢とマルチエンディング

物語の進行中にプレイヤーは多くの選択肢に直面します。基本的に、選択肢には制限時間が設定されている場合もありますが、大半は自由に選べます。ルドガーの選択により物語は異なるエンディングに分岐し、特に注目されるのが「エルエンディング」「ルドガーエンディング」「ユリウスエンディング」の三つです。それぞれの結末は明確な優劣がないものの、演出やエンディングに付随するキャラクターの反応などに違いがあります。

バトルシステム

戦闘においては「クロスダブルレイド・リニアモーションバトルシステム (XDR-LMBS)」が採用されています。前作同様に攻撃にはアサルトカウンタ（AC）が術技にはテクニカルポイント（TP）が使われますが、今作では控えメンバーの管理がタウン内のみで行えるなどの変更があります。各キャラクターには特性があり、たとえばルドガーは多様な武器を使いこなせる「ウェポンシフト」能力を持っており、攻撃スタイルを状況に応じて変化させることができます。

親密度とアイテム

プレイヤーはルドガーとキャラクター間の親密度を高めることで、彼らから特別なアイテムを入手したり物語を進展させたりすることができます。一度高まった親密度は減少することはなく、安定した進行が期待できます。また、ストーリー進行中に借金を抱えたルドガーが返済していくシステムも特徴的で、返済の達成によって新たなエリアが解放されたりボーナスアイテムが手に入ったりします。

世界観

サイエンスフィクション色を持つこのゲームの舞台は、前作エンディングから1年後の「エレンピオス」と「リーゼ・マクシア」。この世界では人間の文明が強く反映されており、プレイヤーは黒匣と呼ばれる精霊を用いる技術と、それに伴う自然環境の変化がもたらす倫理的課題をも体験します。また、正史世界と並行する「分史世界」が存在し、時空を超えた冒険に繋がる設定が成されております。

登場キャラクター

作中には多様なキャラクターが登場し、それぞれが持つ過去やストーリーが交錯します。主人公ルドガー・ウィル・クルスニクの成長や仲間たちとの絆を描くことで、感情の動きや選択が物語に与える影響を強調しています。キャラクターたちはそれぞれ独自の武器や能力を持ち、戦術的な連携が求められる場面もあります。

結論

『テイルズ オブ エクシリア|テイルズ_オブ_エクシリア2』は、選択肢がプレイヤーの物語に大きな影響を与え、深い感情を引き出すストーリーが展開するRPGです。多層的なキャラクターたちやユニークなゲームシステムが融合し、プレイヤーに楽しさと感動を提供します。シリーズファンはもちろん、新たにこのゲームを手に取ろうとする方にも強くおすすめしたい作品です。

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