テトラプルトラップ

テトラプルトラップ (tetrapletrap)

テトラプルトラップは、2002年に川島蹴太を中心として形成された日本の音楽ユニットです。結成当初から東京都内のライブハウスでパフォーマンスを行い、地道に活動を続けていました。彼らの音楽スタイルは、独自のメロディーとリズムを融合させたもので、シーンの中で注目を集めていきました。

2003年2月3日、バンドは自主レーベルから1stミニアルバム『Filmcut in the Siesta』をリリースし、音楽界への正式なデビューを果たしました。しかしながら、リリース直後にメンバーの脱退が相次ぎ、最終的には川島と向吉隼人の二人組となります。この状況の中で、彼らはアメリカ・ニューヨークでの初公演とレコーディングを成功させ、同年の7月16日にはシングル『Summertime Location』を世に送り出します。

しかし、2004年に入り、全国ツアーの最中に突然の解散を発表します。この解散に伴い、川島は新ユニット「tetrapletrap F」として、向吉は「tetrapletrap A」と名乗り、それぞれの音楽活動を続けることが明らかにされました。解散後、川島はtetrapletrap F名義で同年内に2作品をリリース後、海外に活動の場を移しました。一方、向吉のtetrapletrap Aは名称こそ残ったものの、実質的な活動は行われることなく幕を閉じました。

時間が経つと、2008年11月5日、川島は「tetrapletrap」の名前を再び使用し、ソロユニットとして活動を再開します。彼は上海の日系インディーズレーベル・新熊猫音盤からシングル『淋しい熱帯魚』をリリースし、再び音楽活動の第一線に立つこととなります。

メンバー

• - 川島蹴太

ディスコグラフィー

• - 『Filmcut in the Siesta』 (2003年2月3日) - ミニアルバム
• - 『Summertime Location』 (2003年7月16日) - シングル
• - 『少年サーフライダー』 (2004年7月23日) - tetrapletrap F名義
• - 『純水サーフライダー EP』 (2004年9月15日) - コラボレーションアルバム
• - 『淋しい熱帯魚』 (2008年11月5日) - シングル

また、エイプリルズのアルバム『SPACE DREAM BATHROOM』にコーラスで参加したり、Soda fountainsのリミックスにも関与しています。

関連アーティスト

• - PANDA 1/2|PANDA 1_2: 川島に似た声質を持つジェームズ・パンダJr.が在籍し、プロデュースも手掛けています。
• - セカイシティ: 「Vector」をリアレンジしてカバーしており、同じく「Lie! Lie! Lie!」のカバーも行っています。

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