テバク〜運命の瞬間〜

テバク～運命の瞬間～

『テバク～運命の瞬間～』（原題：대박）は、2016年に韓国のSBSで放送された全24話の時代劇ドラマです。淑嬪崔氏の早世した長男、永壽君をモチーフに、フィクションを交えてドラマチックに描かれています。

あらすじ

物語は、賭博師マングムに養育されたペク・テギルが、自身の出生の秘密と陰謀に巻き込まれていくところから始まります。テギルは実は、王・粛宗と賎民出身の淑嬪崔氏との間に生まれた子でしたが、陰謀によって死んだものとされ、賭博師の子として育てられました。テギルは成長し、漢陽の街でタムソという女性に出会い惹かれあう。
しかし、養父マングムが李麟佐に殺されてしまい、テギルは李麟佐への復讐を誓います。数奇な運命に翻弄されながらも、テギルは賭博の才能と武術を磨き、やがて王室をも巻き込む巨大な陰謀に立ち向かっていくことになります。

主要人物

ペク・テギル（チャン・グンソク）：
本作の主人公。賭博師として育つが、実は粛宗と淑嬪崔氏の間に生まれた王子。復讐を誓い、運命を切り開こうとする。

延礽君（ヨニングン）/ 英祖（ヨ・ジング）：
後の朝鮮第21代王・英祖。粛宗の息子だが、母の身分が低いため、周囲から軽視されている。異母兄であるテギルを警戒する。

李麟佐（イ・インジャ）（チョン・グァンリョル）：
少論派の中心人物で、テギルの仇。権力のためには手段を選ばない冷酷な男。ボクスンを利用して王室に入り込み、陰謀を企てる。

粛宗（スクチョン）（チェ・ミンス）：
朝鮮第19代王。絶対的な権力を持つ冷徹な君主。時に息子たちにも冷酷な態度を示す。ボクスンを巡り、マングムと対決する。

タムソ（イム・ジヨン）：
幼い頃に父を李麟佐に殺された女刺客。真実を知らずに李麟佐に育てられ、テギルと出会い、惹かれ合う。

淑嬪崔氏（スクビンチェシ）（ユン・ジンソ）：
テギルと延礽君の生母。賎民出身だが、粛宗の側室となる。息子たちの運命を案じている。

その他キャスト

ペク・マングム：イ・ムンシク
ナム・トッケビ：イム・ヒョンシク
キム・チェゴン：アン・ギルガン
ホンメ：ユン・ジヘ
ムミョン：チ・イルジュ
ファング：チョン・スジン
景宗：ヒョヌ
チャン・オクチョン：オ・ヨナ
宣懿王后：ホン・イェジン

ドラマの特徴

時代劇と賭博の融合：
従来の時代劇に、賭博という要素を大胆に取り入れた点が特徴です。賭博のシーンは手に汗握る展開で、視聴者を引き込みます。

actorsの熱演：
チャン・グンソクをはじめとするactorsたちの熱演が光ります。特に、主人公テギルの復讐に燃える姿は、視聴者の心を掴みます。

予測不能なストーリー：
陰謀、裏切り、愛憎が複雑に絡み合い、先の読めない展開が繰り広げられます。

日本での放送

日本では、BS日テレ、ホームドラマチャンネル、BS-TBSなどで放送されました。BS-TBSでは全29話に再編集されて放送されています。

外部リンク

テバク～運命の瞬間～ 公式サイト
テバク～運命の瞬間～ BS日テレ
* テバク～運命の瞬間～ TBSチャンネル

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