テレビ朝日日曜朝8時枠の連続ドラマ
テレビ朝日系列のこのドラマ枠は
1989年4月2日から
2017年9月24日まで放送されていました。この時間帯は、子ども向けの
特撮番組や
仮面ライダーシリーズが中心となり、特に人気を博しました。
概要
1989年の改編に伴い、
東映制作の
特撮テレビドラマ「
メタルヒーローシリーズ」の一作である『機動刑事ジバン』が日曜9時からこの8時枠に移動したことで、本枠が設立されました。このシリーズは、
1998年度の『
テツワン探偵ロボタック』に至るまで続いた後、翌年度には『
燃えろ!!ロボコン』が放送されました。2000年1月からは、平成
仮面ライダーシリーズが始まり、
特撮ファンの心を掴んでいきました。
2003年には、同じく
東映制作の
スーパー戦隊シリーズを放送している日曜7時台後半と統合され、これにより「
スーパーヒーロータイム」という新たな枠が設けられました。また、2007年から2011年の間は、日曜7:00から9:00にかけて子ども向けのプログラムとして「
ニチアサキッズタイム」が設けられましたが、それでもこの8時枠は
スーパーヒーロータイムや
ニチアサキッズタイムの中で存続し続けました。
2017年の秋の改編においては、新しい情報番組「
サンデーLIVE!!」がこの時間帯に設置されたため、『
仮面ライダービルド』は日曜9時台前半に移動し、以降この時間帯は連続ドラマ枠として定着しました。これにより、日曜朝のドラマ作品は、実に28年半の長きにわたり、累計で1362回放送されるという偉業を達成しました。
放送作品の変遷
この連続ドラマ枠で放送された番組は、基本的に1年間の期間で構成されています。初期の『
仮面ライダーキバ』までは冬期に改編が行われていましたが、以降は秋期の改編が主流となりました。以下に代表的な作品を挙げます。
この他にも多くの作品が放送され、その中には『
仮面ライダーオーズ』や『
仮面ライダーフォーゼ』などが含まれています。各作品は
特撮ファンだけでなく、一般視聴者にも親しまれ、多くの思い出を刻むことができました。
終わりに
この日曜朝8時枠の連続ドラマは、放送期間の長さからもわかるように、日本のテレビ史において大きな役割を果たしてきました。
特撮とドラマの相乗効果により、多くの世代に愛され続けたこの枠の歴史は、今後も語り継がれていくことでしょう。