ディスビリーフ

ディスビリーフ (Disbelief)

ディスビリーフは、ドイツのロスドルフにあるグンダーンハウゼンという町で1990年に結成されたデスラッシュ・デスメタル・スラッジ・メタルバンドです。バンドはカーステン・イェガー（ボーカル）とオリヴァー・レンツ（ギター）を中心にスタートし、他のメンバーも順次加わり、独自のスタイルを築いていきました。

結成と初期の活動

1992年、ディスビリーフは最初のデモテープをリリースしました。翌年には2ndデモ『Unbound』を公開し、少しずつ地元のシーンで認知が広まります。しかし、1995年にはギタリストのデニスとドラマーのマルクスが脱退し、それに伴い新メンバーが加わりました。この頃、デモテープ『Choice』を発表し、地元のレーベルと契約を結ぶことができました。

アルバムのリリースと成長

1997年、彼らは待望の1stアルバム『Disbelief』をリリースし、その名を広めるきっかけとなりました。次の年には2ndアルバム『Infected』が登場し、シックス・フィート・アンダーとの共演やヴァッケン・オープン・エアへの出演を通じてさらに注目を集めました。この時期にメンバーの変動があり、新たにヤン＝ダーク・レフラー（ギター）が加入しました。

2001年には3rdアルバム『Worst Enemy』を発表し、これも成功を収め、ヴォイヴォドやオーヴァーキルとの共演に恵まれました。続けて2002年には4thアルバム『Shine』がリリースされ、2003年には5thアルバム『Spreading the Rage』を発表し、これらの作品で彼らの音楽スタイルがより確立されていきました。

さらなる飛躍とメンバー変更

2005年、ディスビリーフはニュークリア・ブラストという大手レーベルに移籍し、6thアルバム『66Sick』をリリースします。このアルバムは日本でもリリースされ、彼らにとって国際的な展開への第一歩となりました。しかし、メンバーの脱退も続き、オリジナルメンバーであるオリヴァーも2006年に脱退、その後再びメンバーが一新されることとなりました。

2007年には7thアルバム『Navigator』がリリースされ、さらにメンバーの流動性が見られました。それでも、バンドは新メンバーを迎えて活動を続け、2009年には8thアルバム『Protected Hell』を発表しました。2010年には9thアルバム『Heal!』がリリースされ、11thアルバム『The Ground Collapses』は2020年に公開され、今に至るまで彼らの音楽活動は続いています。

現在のメンバー構成

ディスビリーフは、現時点でカーステン・イェガーがボーカルを担当し、ダーヴィト・レンナーとマリウス・パックがギター、ヨッヒェン・トランクがベース、ファビアン・レグマンがドラムを演奏しています。メンバーは常に変わり続ける中で、彼らの音楽は進化し続けており、今も多くのファンが彼らの音楽を支持しています。

まとめ

ディスビリーフの音楽キャリアは、多くのメンバーの入れ替わりがありながらも、彼ら特有のサウンドでデスメタルシーンに確固たる地位を築いてきました。彼らがこれからどのような音楽を展開していくのか、ファンは楽しみでなりません。

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