ディナモ・スタジアム (モスクワ)

ディナモ・スタジアムは、ロシアのモスクワにかつて存在したスタジアムです。1928年に完成し、FCディナモ・モスクワの本拠地として使用されていました。収容人数は36,540人でした。

概要

建築家アルカジー・ラングマンとレオニード・チェリコヴェルによって設計され、1928年に完成しました。モスクワオリンピックでは、サッカー競技のグループステージ、準々決勝、3位決定戦の会場として使用されました。

FCディナモ・モスクワの伝説的なGK、レフ・ヤシンのモニュメントが北側の入り口に設置されています。VIP席は北と南の入り口の上に位置していました。老朽化のため2007年6月に解体が決定し、近代的なスタジアムを建設することが発表されました。

2008年には80周年を迎え、同年11月22日に最後の試合が行われ閉鎖されました。跡地にはVTBアレーナが建設される予定で、FCディナモ・モスクワはアレーナ・ヒムキに一時的に移転しました。

主な出来事

ディナモ・スタジアムでは、数々のコンサートも開催されました。

1996年7月23日、ディープ・パープルがコンサートを行いました。
1996年9月17日、マイケル・ジャクソンのヒストリー・ワールド・ツアーのロシア公演が開催されました。

外部リンク

* ディナモ・スタジアムの歴史（ディナモ・モスクワ公式サイト内）

ディナモ・スタジアムは、モスクワのスポーツと文化の歴史において重要な役割を果たした場所でした。その名前は、FCディナモ・モスクワの輝かしい歴史とともに、多くの人々の記憶に刻まれています。新しいスタジアムの建設によって、その精神が受け継がれていくことが期待されています。

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