ディヨルベク・ウロズボエフ

ディヨルベク・ウロズボエフ

ディヨルベク・ウロズボエフ（Diyorbek Urozboev、1993年8月17日 - ）は、ウズベキスタンのホラズム州出身の柔道選手です。主に60kg級で活躍しています。

人物

ウロズボエフ選手は、172cmの身長を生かした柔道スタイルで、数々の国際大会で優秀な成績を収めています。2011年にはアジアジュニア55kg級で優勝し、その才能を早くから開花させました。その後、2013年には世界ジュニアの60kg級で2位に入賞し、世界レベルでの活躍が期待されるようになりました。

2015年の世界選手権では7位に入賞し、着実に実力をつけていきました。2016年には、グランプリ・トビリシで優勝を果たし、国際舞台での存在感を高めました。同年には、アジア選手権でも2位に入賞しています。

リオデジャネイロオリンピックでは、準々決勝で世界チャンピオンであるカザフスタンのエルドス・スメトフ選手に敗れましたが、その後の3位決定戦でジョージアのアミラン・パピナシビリ選手を破り、見事銅メダルを獲得しました。このメダルは、ウロズボエフ選手にとって大きな自信となり、さらなる飛躍のきっかけとなりました。

2017年の世界選手権でも3位に入賞し、世界トップレベルの実力を維持していることを証明しました。2018年のアジア大会では、決勝で日本の志々目徹選手を破り、優勝を果たしました。この優勝は、ウロズボエフ選手にとって大きな勲章となり、アジアの頂点に立つ柔道家としての地位を確立しました。

主な戦績

2011年 - アジアジュニア 優勝（55kg級）
2012年 - ワールドカップ・タシュケント 3位
2012年 - アジアジュニア 3位
2013年 - 世界ジュニア 2位
2014年 - グランプリ・タシュケント 2位
2015年 - グランプリ・トビリシ 3位
2015年 - 世界選手権 7位
2015年 - グランプリ・タシュケント 3位
2015年 - グランドスラム・アブダビ 3位
2016年 - グランプリ・トビリシ 優勝
2016年 - グランプリ・サムスン 3位
2016年 - アジア選手権 2位
2016年 - グランドスラム・バクー 3位
2016年 - グランプリ・アルマトイ 3位
2016年 - リオデジャネイロオリンピック 3位
2017年 - イスラム諸国連帯競技大会 3位
2017年 - 世界選手権 3位
2018年 - アジア大会 優勝
2018年 - グランプリ・タシュケント 2位
2019年 - グランプリ・タシュケント 3位
2019年 - グランドスラム・アブダビ 3位

(出典: JudoInside.com)

外部リンク

ディヨルベク・ウロズボエフ - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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