デジタルスープ/ぶたぶた

UNICORNの13枚目のシングル「デジタルスープ/ぶたぶた」は、2011年4月27日にキューンレコードから発売されました。前作から約11か月ぶりとなるこのシングルは、同年5月にリリースされたアルバム『Z』の先行シングルとして位置づけられています。本作は、UNICORNにとって初の両A面シングルであり、初回生産限定盤と通常盤の2形態で発売され、初回盤にはDVDが付属しています。

収録曲はいずれも阿部義晴が作詞・作曲を手掛け、UNICORNが編曲を担当しています。

デジタルスープ
作詞・作曲：阿部義晴、編曲：UNICORN
Vocal：奥田民生
「三井のリハウス」CMソングとして使用されました。
ぶたぶた
作詞・作曲：阿部義晴、編曲：UNICORN
Vocal：阿部義晴、奥田民生
映画「これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫」の主題歌として書き下ろされました。アルバム『Z』には未収録でしたが、後にアルバム『Z II』に"Z II ver"として収録されています。

「ぶたぶた」のプロモーションビデオ（PV）は、子供向けの教育番組風に制作されており、ユーモラスな仕上がりとなっています。PV中には、メンバーの演奏シーンを紹介する場面がありますが、実際に演奏しているのはメンバー本人ではなく、そっくりさんを起用している点が特徴です。PVで使用されたメンバーのパペットは5体で50万円の費用がかけられ、シングルやアルバムのプロモーションに活用されました。

初回限定盤に付属するDVDには、MOVIE20「Uc Goes To Hollywood」と題し、2011年初頭にロサンゼルスで行われたレコーディングの模様が収録されています。異国の地でのレコーディング風景や、メンバーのオフショットなど、貴重な映像を楽しむことができます。

「デジタルスープ/ぶたぶた」は、UNICORNの新たな一面を垣間見ることができる、バラエティ豊かな作品です。阿部義晴による独創的な楽曲と、メンバーの個性あふれる演奏が光るこのシングルは、UNICORNファンならずとも必聴の一枚と言えるでしょう。

もう一度検索