デビッド・ロリンズ

デビッド・ロリンズ：不屈の左腕、メジャーの舞台へ

デビッド・ドウェイン・ロリンズ（David Dwane Rollins）は、1989年12月21日生まれ、アメリカ合衆国テキサス州出身のプロ野球選手。左投左打の投手であり、現在はシカゴ・カブス傘下に所属しています。

プロ入りまでの道のり

ロリンズは、MLBドラフトで複数回指名を受けるも契約には至らず、サンジャッキント大学へ進学。2011年のMLBドラフトでトロント・ブルージェイズから指名を受け、プロのキャリアをスタートさせました。

ブルージェイズ傘下時代

ルーキー級での鮮烈なデビュー後、A-級でも好成績を収め、着実にステップアップ。A級では先発として才能を発揮し、防御率2.76という安定した成績を残しました。

アストロズ傘下時代

2012年シーズン途中にヒューストン・アストロズへ移籍。A級、A+級、AA級と着実に経験を積みましたが、AAA級では苦戦。しかし、A+級では8勝を挙げるなど、潜在能力の高さを示しました。

マリナーズ時代

2014年のルール・ファイブ・ドラフトでシアトル・マリナーズへ移籍し、念願のメジャー昇格を果たします。しかし、2015年に薬物違反で出場停止処分を受け、出鼻を挫かれる形となりました。メジャーデビュー後も結果を残せず、苦しいシーズンを送りました。2016年もメジャーでは結果を残せませんでしたが、AAA級では安定した投球を見せました。

カブス傘下時代

2016年オフにウェイバー公示を経て、シカゴ・カブスへ移籍。その後、テキサス・レンジャーズ、フィラデルフィア・フィリーズと所属球団が目まぐるしく変わりましたが、最終的にカブスへ復帰。AAA級で再起を図ることとなりました。

プレースタイルと将来への展望

ロリンズは、速球と変化球を織り交ぜる投球スタイルが特徴です。課題は制球力であり、安定した投球で潜在能力を発揮することが、メジャー定着への鍵となります。度重なる苦難を乗り越え、再びメジャーのマウンドに立つことができるのか。今後の活躍に期待がかかります。

もう一度検索