『トクメイ!警視庁特別会計係』:経費から始まる事件解決!
2023年10月16日から12月25日にかけて、関西テレビ制作・フジテレビ系列で放送されたドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』。
橋本環奈が主演を務め、斬新な切り口で視聴者を魅了した本作は、警察組織の内情と、経費という意外な視点から事件解決の糸口を見つける、全く新しいタイプの警察エンターテインメントです。
ストーリー:緊縮財政下の万町署で奮闘!
主人公は、緊縮財政政策の一環として、警視庁から万町署に派遣された25歳の一円(はじめ まどか)。特別会計係として、経費削減の特命を帯びています。警視庁のお荷物と言われるほど、何かと問題の多い万町署。そこで出会うのは、個性豊かな刑事たちです。
一円は、彼女の鋭い洞察力と、経費に関する豊富な知識を駆使して、事件解決に挑みます。一見すると些細な経費の不正や支出から、隠された犯罪の事実や、警察組織内部の闇へとつながる手がかりを発見していく様子は、見ている者を飽きさせません。
魅力的なキャラクターたち
万町署刑事課には、ベテラン刑事から新人刑事まで、個性豊かな面々が揃っています。強行犯係の係長である湯川哲郎(
沢村一樹)は、経験豊富で洞察力に優れた人物ですが、時に型破りな行動に出ることも。その部下である藤堂さゆり(
松本まりか)、大竹浩介(JP)、月村久(
前田拳太郎)、中西翔(
徳重聡)らも、それぞれに個性と秘密を抱えています。
一方、警務課の須賀安吾(
佐藤二朗)は、万町署の金庫番として会計・人事・総務を担当する人物ですが、物語が進むにつれて、彼の意外な一面が明らかになっていきます。物語の中心となる事件の黒幕として、一円や刑事課の面々と対決することになります。
さらに、警察庁の榊山慎一郎(
福井晶一)や、万町署副署長の中塚文雄(
鶴見辰吾)、そして情報屋として湯川と関わるクレープ屋店長・片桐幹夫(
米本学仁)など、多くの登場人物が、事件に深く関わっていきます。
多様な事件とサスペンスフルな展開
物語は、万町大学の講師の殺人事件から始まります。一円は、事件現場に残されたわずかな証拠品や、経費の不審点から、事件の真相に迫ろうとします。
その後も、爆弾製造犯、地下アイドル、人気俳優の傷害事件、ランサムウェアによる警察の機密データの人質事件、そして闇バイトによる強盗事件など、様々な事件が次々と発生します。
各エピソードは独立した事件として描かれる一方で、それらが互いに複雑に絡み合い、最終的には警察組織内部の大きな陰謀へと繋がっていく構成となっています。視聴者は、一円や刑事たちと共に、事件の謎を解き明かしながら、警察組織の隠された闇に迫っていくスリリングな展開を体験できます。
見どころ
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橋本環奈演じる主人公・一円の、経費から事件の謎を解き明かしていく斬新な捜査手法。
・個性豊かな万町署刑事たちの、コミカルでありながらシリアスな活躍。
・警察組織内部の権力闘争や不正を暴く、サスペンスフルな展開。
・予想外の結末と、登場人物たちの複雑な人間関係。
『トクメイ!警視庁特別会計係』は、経費という意外な切り口から始まる、痛快でスリリングな警察エンターテインメントです。個性豊かなキャラクターとサスペンスフルな展開に、最後まで目が離せません。