ドドロ

ドドロ（Dodro）は、スペインのガリシア州、ア・コルーニャ県に位置する自治体であり、コマルカ・ド・サールに属しています。ガリシア統計局のデータによると、2010年の人口は3,017人であり、過去数年間で人口が減少傾向にあります（2009年：3,029人、2006年：3,087人、2005年：3,122人、2004年：3,162人、2003年：3,209人）。住民の呼称は、男女ともにdodrenseです。

地理

ドドロは、ア・コルーニャ県の南西部に位置し、コマルカ・ド・サールに属しています。自治体の位置関係として、北はロイス（Rois）、東はパドロン（Padrón）、南はバルガ（Valga、ポンテベドラ県）、西はリアンショ（Rianxo）の各自治体と隣接しています。自治体の中心地区は、ライーニョ教区（Laíño）のタジョス地区（Taxos）です。また、ドドロはパドロン司法管轄区に属しています。

人口

住民は、3つの教区に分かれた26の地区（集落）に居住しています。各集落の規模や人口構成は様々ですが、全体として農村的な景観が広がっています。

政治

現在の自治体首長は、ガリシア国民党（PPdeG）のバレンティン・アルフォンシン・ソモーサ（Valentín Alfonsín Somoza）氏です。2011年5月22日に行われた自治体選挙の結果に基づくと、自治体評議員の構成は、ガリシア国民党が6議席、ガリシア民族主義ブロック（BNG）が3議席、ガリシア社会党（PSdeG-PSOE）が2議席となっています。

教区

ドドロは、以下の3つの教区に分けられています。自治体の中心地区がある教区は太字で示されています。

ドドロ（サンタ・マリーア）(Dodro(Santa María))
ライーニョ（サン・シアン）(Laíño(San Xían))
サン・ショアン・デ・ライーニョ（サン・ショアン）(San Xoán de Laíño(San Xoán))

言語

ガリシア語は、この地域の主要な言語であり、自治体人口の98.97%（2001年）がガリシア語を話します。ガリシア語は、この地域の文化とアイデンティティを支える重要な要素です。

観光

ドドロは、豊かな自然と歴史的な建造物を有しており、観光地としてのポテンシャルも秘めています。特に、教区教会や伝統的な建築物、周辺の自然景観などが魅力です。近年、観光客誘致に向けた取り組みも行われています。

外部リンク

ドドロ公式サイト

もう一度検索