トム・ニッソーク

トム・ニッソーク（Thomas Edward "Tom" Nissalke、1932年7月7日 - 2019年8月22日）は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州マジソン出身のバスケットボール指導者でした。

指導者としてのキャリア

ニッソークは、ABA（アメリカン・バスケットボール・アソシエーション）とNBA（ナショナル・バスケットボール・アソシエーション）の両リーグでヘッドコーチとしてチームを率いました。彼のプロコーチとしてのキャリアは、1971年にABAのダラス・チャパラルズ（現在のサンアントニオ・スパーズ）のヘッドコーチに就任したことから始まりました。

その後、ニッソークはABAとNBAの複数のチームでヘッドコーチを務め、その手腕を発揮しました。具体的なチーム名としては、ユタ・ジャズなどが挙げられます。彼は、チームの戦術指導や選手の育成に尽力し、チームの勝利に貢献しました。

ニッソークのABAとNBAにおける通算成績は、レギュラーシーズンで879試合を指揮し、371勝508敗でした。プレイオフへの出場経験はありませんでしたが、その指導力は高く評価されていました。

受賞歴

1976年には、ユタ・ジャズのヘッドコーチとして、その年の最優秀コーチ賞を受賞しました。これは、彼の指導者としての卓越した能力が認められた証と言えるでしょう。

引退

ニッソークは、1984年にクリーブランド・キャバリアーズのヘッドコーチを最後に、指導者としてのキャリアに終止符を打ちました。引退後も、バスケットボール界に多大な影響を与え続けました。

トム・ニッソークは、ABAとNBAという異なるリーグでヘッドコーチを務め、数々のチームを率いた経験豊富な指導者でした。彼の情熱と知識は、多くの選手やコーチに影響を与え、バスケットボール界の発展に大きく貢献しました。

Tom Nissalke --- Basketball-reference.com

もう一度検索