トライボックス

株式会社トライボックス - 立体パズルの専門店

株式会社トライボックス（英: Tribox Inc.）は、日本の立体パズル専門店として、千葉県船橋市を本社としています。2008年に設立の形をとり、その後「TORIBOストア」へと名称を変更しましたが、2023年に元のブランド名「tribox」に戻しました。

沿革

トライボックスの歴史は2008年にさかのぼります。長谷田貴史氏が個人事業として「tribox」を立ち上げ、広島県広島市でパズル専門店を誕生させました。2010年には事業所を千葉県松戸市に移転し、数回の移転を経て、2019年に現在の千葉県船橋市へと移りました。2014年には株式会社へと組織を変更し、中島悠氏が代表取締役社長に就任しました。2021年にはブランド名を「TORIBOストア」に変更し、さらなる成長を目指しましたが、2023年には再度「tribox」として商標登録し、ロゴを一新しました。

歴代社長

社歴の中で、初代社長を務めた長谷田貴史氏は2008年から2012年まで会社を牽引しました。その後、中島悠氏が2代目社長として現在まで会社を運営しています。中島氏は元世界記録保持者であり、2007年の世界大会の優勝者です。

企業の特徴

トライボックスは、製品の品質保持に注力しています。輸入製品については、厳格な検品を行い、不良パーツの除去に尽力しています。仮に破損や欠陥が見つかった場合には返品を受け付けるサービスを提供し、顧客に対して安心感を提供しています。この姿勢が、多くのパズルファンからの支持を得ている理由の一つとなっています。

主要製品

トライボックスが提供する製品ラインナップには、さまざまな種類のルービック系パズルが揃っています。具体的には、ルービックキューブ（2x2x2から17x17x17まで）、ピラミンクス、メガミンクス、スキューブなどが含まれます。また、立体パズル用のステッカーも取り扱い、特定の色を指定しての一括購入が可能です。

スピードキュービングチーム

2015年には「tribox SCT」と称されるスピードキュービングチームが結成され、中島悠氏が統括を務めています。このチームには、数々の日本記録保持者や国際的な選手が在籍しており、スピードキュービングの普及にも貢献しています。在籍メンバーには、野上碧氏（3x3x3日本記録保持者）、伏見有史氏（3x3x3前日本記録保持者）、青柳吟氏などの才能あふれる選手が揃っています。

会社の展望

今後、トライボックスはさらなるブランドの発展を目指し、独自の製品ラインナップやサービスの強化を図っていくとともに、国際的なイベントへの参加や新しい技術の導入を進めることで、より多くのファンに支持される企業を目指します。持続可能な成長を見据えた取り組みが今後のカギとなるでしょう。

もう一度検索