トランスポーター3 アンリミテッド

トランスポーター3 アンリミテッド

『トランスポーター3 アンリミテッド』（原題：Le Transporteur 3, 英題：Transporter 3）は、2008年に公開されたフランス・アメリカ合作のアクション映画です。リュック・ベッソンが製作・脚本を手掛け、オリヴィエ・メガトンが監督を務めました。

あらすじ

物語は、ある輸送船内で2人が毒殺される事件から始まります。その後、ウクライナの環境大臣レオニード・ヴァシーレブに脅迫電話がかかってきます。そんな中、フランク・マーティンの自宅に瀕死の男が乗った車が突っ込んできます。男はフランクに「救急車を呼ぶな」と懇願しますが、フランクは救急車を呼びます。救急車に同乗していた娘との会話から、男の腕に20m以上離れると爆発する腕輪がつけられていることを知りますが、救急車は爆発。フランクは娘の元へ戻りますが、背後から襲われ意識を失います。見知らぬ場所で目を覚ましたフランクの腕にも、同じ腕輪が装着されていたのです。

フランクは、レオニードが送り込んだ捜査官や、ジョンソンという男の監視を受けながら、マルセイユ、シュトゥットガルト、ブダペスト、オデッサへと、ヴァレンティーナという娘を運びます。腕輪は高度な機密で、友人のハッカーでも解除できません。車を奪われたフランクは自転車で追跡しますが、荷物の中身は電話帳だけ。やがて、ヴァレンティーナ自身が「荷物」であることに気づきます。

国際廃棄物管理会社エココープ社は、ウクライナでの施設操業権を得ようとしていました。そのためには環境大臣の署名が必要でしたが、大臣は自国が汚染されることを拒否していました。エココープ社は、テロ対策のエキスパートであるジョナス・ジョンソンを雇い、大臣の娘ヴァレンティーナを誘拐。フランクにヴァレンティーナを運ばせることで、大臣に署名を迫ろうとしたのです。

オデッサで敵に囲まれ、ヴァレンティーナは連れ去られ列車に乗せられます。フランクは、爆発の危険が迫る中、ヴァレンティーナを救出することができるのでしょうか。

登場人物

フランク・マーティン: ジェイソン・ステイサム演じる、プロの運び屋。今回はヴァレンティーナを護衛する任務に就きます。
ジョンソン: ロバート・ネッパー演じる、エココープ社に雇われたテロ対策のプロ。ヴァレンティーナ誘拐を指揮し、フランクに指示を出します。
ヴァレンティーナ: ナタリア・ルダコーワ演じる、環境大臣の娘。誘拐され、フランクと共に逃避行を繰り広げます。
タルコニ: フランソワ・ベルレアン演じる、警部。フランクとは旧知の仲で、今回もフランクを助けます。
レオニード・ヴァシーレブ: ジェローン・クラッベ演じる、ウクライナの環境大臣。エココープ社に狙われ、娘も誘拐されてしまいます。

スタッフ

製作・脚本: リュック・ベッソン
* 監督: オリヴィエ・メガトン

『トランスポーター3 アンリミテッド』は、シリーズならではのアクションシーンに加え、フランクとヴァレンティーナの間に芽生える絆も見どころです。

もう一度検索