トータルウォー:ショーグン2

『トータルウォー：ショーグン2』とは

『トータルウォー：ショーグン2』（TOTAL WAR: SHOGUN 2）は、イギリスのゲーム開発会社The Creative Assemblyが手掛け、2011年にリリースされたリアルタイムストラテジー（RTS）ゲームです。本作は、略してTWS2または旧作のスタイルを踏襲してS2TWとも呼ばれています。

ゲームの概要

本作は、歴史的な日本の戦国時代を舞台にしたストラテジーゲームで、プレイヤーは武将となり、国家を治めながら戦争を繰り広げていきます。前作の『トータルウォー:ショーグン』に続くファン待望の続編で、より洗練されたゲームシステムと美しいグラフィックスが特徴です。

ゲームモードは多岐にわたっており、シングルプレイヤー向けにはチュートリアルやキャンペーン、カスタムバトル、クイックバトル、さらには歴史に基づく実際の戦闘が用意されています。マルチプレイヤーモードでは、LAN対戦やオンラインバトルが可能で、シリーズ初となるアバターモードも導入されています。

キャンペーンでは、ターン制の戦略マップとリアルタイムで展開される戦術マップが組み合わさった独特の形式が採用されています。プレイヤーはこの二つの視点を駆使して、戦略を練りながら自らの軍を指揮することになります。

日本での販売状況

日本国内では、イーフロンティアが日本語化を担当し、Windows版のDVD-ROMが販売されました。しかし、この日本語版はグローバル版との互換性がなく、また価格も高めでした。また、リリースされたダウンローダブルコンテンツ（DLC）の多くは、日本語にはされておらず、グローバル版DLCの導入もできませんでした。現在では、日本語版のDVD-ROMの販売は終了しており、Steamキーを用いたグローバル版のダウンロード販売が主流です。しかし、Steamキーによるアクティベーションには地域制限が存在し、日本国内でのアクティベーションが難しいため、多くのプレイヤーが困難を抱える結果となりました。これはいわゆる「おま国ソフト」の一例として知られています。

まとめ

『トータルウォー：ショーグン2』は、戦略ゲームジャンルの中でも特に評価されている作品です。日本の戦国時代を舞台にしてしっかりとしたストーリーラインを持つ本作は、RTSに興味があるゲーマーや歴史好きなプレイヤーにとって、ぜひプレイすべきタイトルと言えるでしょう。公式ウェブサイトも用意されており、そこでは最新の情報やアップデートが随時提供されています。

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