トーホー (玩具メーカー)

株式会社トーホーは、かつて東京都台東区に本社を置いていた玩具メーカーです。同社は、同業のアガツマと同様に、アンパンマンの玩具が総売上の大部分を占めるほど、アンパンマン関連商品に注力していました。アンパンマンの玩具を製造・販売する企業で構成される「アンパンマン会議」にも参加していました（他の参加企業は、アガツマ、バンダイ、セガトイズ）。

沿革

1951年: 東邦化工株式会社として、日本初のプラスチック製ままごとセットを発売。
1977年: 日本で初めてハローキティの玩具シリーズを発売。この頃からキャラクター玩具の展開を始めました。
1988年: アンパンマンの玩具シリーズを発売。これが主力商品へと成長しました。
1998年: 東邦化工の販売部門が分社化し、株式会社トーホーとして設立。これにより、販売戦略が強化されました。
2009年: 子供用自転車メーカーの株式会社オークスと経営統合し、持株会社である株式会社ジョイパレットを設立。経営の多角化と効率化を目指しました。
2011年: ジョイパレットがオークスとトーホーを吸収合併し、両社の全事業を継承。株式会社トーホーは消滅し、ジョイパレットが事業を引き継ぎました。

主な商品キャラクター

株式会社トーホーは、以下の人気キャラクターの玩具を製造・販売していました。

ハローキティ
シナモロール
セサミストリート
それいけ!アンパンマン
パンツぱんくろう

これらのキャラクターは、子供たちに広く愛され、トーホーの玩具事業を支えました。

外部リンク

株式会社ジョイパレット
* 株式会社トーホー ※ジョイパレットHPへのリンクのみ。ジョイパレットのウェブサイト内で、かつてのトーホーに関する情報が掲載されている場合があります。

株式会社トーホーは、アンパンマン玩具を中心に、日本の玩具業界に貢献した企業でした。現在はジョイパレットに吸収合併されていますが、その歴史と実績は記憶されるべきでしょう。

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