トーマス・パーテイ

トーマス・テイェ・パーテイ

トーマス・テイェ・パーテイ（Thomas Teye Partey, 1993年6月13日生まれ）は、ガーナ出身のサッカー選手で、ミッドフィールダーとしてアーセナルFCに所属しています。ポジションは主に守備的ミッドフィールダーで、ガーナ代表としても活躍しています。彼のユニフォームには、ファーストネームの「トーマス」が表記されています。日本では「パーテイ」だけでなく「パーティー」や「パルテイ」と表記されることもあります。

クラブ経歴

ユース時代

オドゥマセ・クロボで育ったパーテイは、地元のオドメターFCにてキャリアをスタート。2011年にはスペインのアトレティコ・マドリードの下部組織に加入し、翌年にはアトレティコ・マドリードBに昇格します。2013年にはトップチームに招集されましたが、初出場には至りませんでした。

マジョルカでの経験

2013年には、セグンダ・ディビシオンのマジョルカにレンタル移籍し、そこでの初出場を果たします。リーグ戦では37試合に出場し、5ゴールを記録するなど、実力を証明しました。

アルメリアへのレンタル

翌年、2014年にはUDアルメリアへレンタル移籍し、ラ・リーガでもプレーする機会を得ます。ここでも初ゴールを記録し、キャリアの幅を広げていきました。

アトレティコ・マドリード復帰

2015年にアトレティコ・マドリードに復帰すると、逐次チャンスが与えられ、特に2017-18シーズンからレギュラーとして多くの試合に出場。UEFAチャンピオンズリーグの決勝にも出場し、その才能を証明しました。

アーセナルでの挑戦

2020年10月、アーセナルFCに移籍することが発表されます。契約解除金を使用しての移籍で、その背景からアトレティコ・マドリードのファンから批判を受けることとなりました。しかし、アーセナルでのデビュー戦では見事にその実力を示しました。2021年には背番号を5に変更し、期待が寄せられますが、度重なる怪我に悩まされることになりました。特に2022年1月には、カラバオ杯での退場処分や、筋肉の怪我でシーズンを断念するなど、厳しい時期もありました。2023年にはプレミアリーグとCLで復帰を果たしています。

代表歴

パーテイはガーナ代表としても非常に重要な存在です。2016年に国際舞台にデビューし、2017年にはワールドカップ予選で初得点を記録。アフリカネイションズカップやワールドカップにも出場し、特に2022年大会では全試合に先発する活躍を見せました。しかし、最終的にはチームはグループステージで敗退する結果に。2024年には長期の怪我のために出場を見送ることとなり、彼の負傷はキャリア最大のものであるとされました。

個人成績とタイトル

所属クラブとしては、アトレティコ・マドリードとアーセナルFCの両方でタイトルを獲得。特にアトレティコではUEFAヨーロッパリーグとスーパーカップを手にしています。アーセナルでもFAコミュニティ・シールドのタイトルを獲得しました。

最後に

トーマス・パーテイのサッカーキャリアは、彼の能力の高さを示しています。各クラブや代表チームでの経験を通じて、今後の活躍にも期待が寄せられています。

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