ドクトリン・ダーク

ドクトリン・ダークのキャラクター概要と特徴

概要

ドクトリン・ダーク（Doctrine Dark, D. ダーク）は、カプコンやアリカが手掛ける対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターEX』シリーズおよび『ファイティングEXレイヤー』で登場する架空のキャラクターです。声優は高木渉が担当しています。

彼は元々はガイルの部下として米国の特別戦闘部隊に所属していたドイツ系アメリカ人の青年であり、ある戦闘でロレントの部隊に敗北し、仲間を失い重傷を負います。この経験から、彼はガイルとロレントに対する復讐を誓い、ドクトリン・ダークという名を名乗り始めます。本名はオルガー（Holger）で、彼のガイルへの怨念は、上官であるにもかかわらず自分を鍛えてくれなかったことに対する一方的な逆恨みに起因しています。

彼の出身国に関する設定は異なる表現があり、ストーリーによって「ドイツ系だがアメリカを祖国と称する」とされていることもありますが、『ストリートファイターV』のキャラクター図鑑ではアメリカと記されています。『ファイティングEXレイヤー』においては、強者怨に取り憑かれ、心を喪失しながら強者の命を求めて彷徨っています。

ゲームにおける特徴

ドクトリン・ダークは、設置型の爆弾「EX-プロシブ」を使用した独特の攻撃スタイルが特徴で、主に起き攻めや待ちの戦法を得意とします。彼の必殺技には癖があり、対戦時のキャラクター相性によって強さが変わりますが、立ち回りや牽制をうまく使いこなせれば相手を圧倒することができます。

『EX plus α』までは中攻撃から「DARKワイヤー」を繋げられなかったため、運用難易度が高く、比較的弱いキャラクターとされていました。しかし、相手の起き上がりに「EX-プロシブ」を仕掛けることで、ガードを強要する連続攻撃を繰り出すことが可能になり、強力な連携が生まれる場面も見受けられました。『EX2』では「DARKワイヤー」が中攻撃から繋がるようになり、より強力なキャラクターとして認知されるようになりましたが、『EX2 PLUS』では他のキャラと同等の強さに調整されました。

各種技の解説

通常技

定義に沿った技が『ストEX PLUS α』で紹介されており、その中には両立ち状態やジャンプ中の技が含まれています。

投げ技

• - DEATHモーメント: アーケード版では相手の背後に回り、ブレードで首を切り裂く攻撃が特徴。一方、コンシューマー版では爆発表現が施されています。
• - DARKスロー: 巴投げの形で相手を後方に投げ飛ばします。

特殊技

• - KNIFEナイトメア: ナイフを使った中段攻撃。
• - DEATHスピンキック: 長いリーチで回し蹴りを放つ技。
• - SHUDDERブレード: ガードブレイクやハードアタック技。

必殺技

• - DARKワイヤー: 相手の動きを封じるワイヤーを伸ばす技で、過去作から改善された連携の核となります。
• - DARKスパーク: 敵に繋いだワイヤーを起点に爆発させます。
• - DARKホールド: 引き寄せた相手に追撃することが可能です。
• - KILLブレード: に等级、固定されたダメージを供給する対空技。
• - EX-プロシブ: 地面に爆弾を設置し、相手が来た瞬間に爆発させます。

スーパーコンボ

• - KILLトランプ / DARKナイフ: 効率的な技ながら反撃を受けやすい特徴を持ちます。
• - DARKシャックル: 連続攻撃からの追撃が可能な技です。
• - EX-プロミネンス: 爆弾設置からの強化版で、追撃が可能な展開をもたらします。

登場作品

ドクトリン・ダークは『ストリートファイターEX』シリーズすべてのタイトルと『ファイティングEXレイヤー』に登場しています。彼の背景や技はプレイヤーに多様な戦略を提供し、ユニークなキャラクターとしての地位を確立しています。

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