ドックサイドステージ

ドックサイドステージ

ドックサイドステージは、東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントに位置する野外劇場です。このステージは、アメリカンウォーターフロントの象徴でもあるS.S.コロンビア号の隣にあり、実際にその横に設けられています。公演が行われる際には、S.S.コロンビア号自体もステージの一部として活用され、独特の演出が楽しめる場となっています。

ステージの設備

ドックサイドステージでは、ショーが行われていない時には景観を保つために照明がステージ周囲の建物や木箱に収納されます。屋外にあるため、雨や雪、強風の際にはショーが中止となることもありますが、海風が強い場合でもS.S.コロンビア号が風を遮る役割を果たすため、公演が実施されることが少なくありません。ただし、「テーブル・イズ・ウェイティング」のステージは観客からの視認性向上のために微妙な傾斜が設けられたため、小雨の場合でも中止されることがありました。

左右には可動式の幕があり、ショーの進行に応じてさまざまな演出が可能です。また、S.S.コロンビア号の側面にも大きな幕を掲示できる設計になっており、視覚的な楽しさを提供します。

ステージの客席は初め、観客が地面に直接座ってショーを観覧していましたが、その後スポンサーとなったそごうによってベンチシートが設置され、観賞環境が改善されました。さらに、ステージ周辺には柵が設けられ、安全性も向上しました。2003年4月から2008年4月の間、そごうがスポンサーとなり、スポンサーマークや「そごうがお送りする」といったアナウンスが行われていました。

公演内容

ドックサイドステージでは、さまざまな公演が行われており、過去に開催されたものを見てみると、以下のような多彩なショーがあります：

• - セイル・アウェイ（2001年9月4日〜2006年6月19日、休演期間あり）
• - オータムナイト・スペシャルライブ（2004年9月4日〜2004年10月24日）
• - Calla（2004年9月4日〜2004年10月24日）
• - サウンド・オブ・クリスマス（2005年11月5日〜2005年12月25日）
• - ダンス・ショーケース（2007年7月20日〜8月31日、2008年7月18日〜8月31日）
• - テーブル・イズ・ウェイティング（2008年9月12日〜2008年10月31日）
• - オーバー・ザ・ウェイブ（2006年7月14日〜2010年9月8日、休演期間あり）
• - セブンライツ・オブ・クリスマス（2010年11月8日〜12月25日）
• - テーブル・イズ・ウェイティング（2011年4月28日〜2017年3月17日）
• - ステップ・トゥ・シャイン（2017年7月11日〜2018年3月19日）
• - ハロー、ニューヨーク！（2018年7月10日〜2020年2月28日）
• - ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス!（2022年4月1日〜開催中）
• - ニューイヤーズ・イヴ・セレブレーション

その他にも、東京ディズニーリゾート・ミュージック・フェスティバル・プログラムと呼ばれる外部団体による特別公演が催されるなど、多彩なエンターテインメントが体験できます。ドックサイドステージは、訪れる人々にとって忘れられないひとときを提供する場所として、常に新たな魅力を発信し続けています。

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