ドナルド・E・フリーマンは、
1944年7月18日生まれの
アメリカ合衆国出身の元プロ
バスケットボール選手です。身長190cm、体重84kgで、ポジションは主に
シューティングガードを務めました。ABA(アメリカン・
バスケットボール・アソシエーション)において、その才能を開花させ、数々の輝かしい記録と記憶を打ち立てた名選手として知られています。
大学時代とABA入り
イリノイ州マディソン出身のフリーマンは、イリノイ大学に進学。大学4年次には、平均27.8得点という当時の学校記録を樹立しました。1966年の
NBAドラフトでフィラデルフィア・76ersから3巡目指名を受けましたが、
NBAではなく、1967年に創設されたばかりのABAのミネソタ・マスキーズに入団しました。
ABAでの活躍
ABAでは、その卓越した得点能力と
バスケットボールセンスでスターガードとしての地位を確立しました。5年連続でABAオールスターに選出され、4年連続でオールABAチームにも選ばれるなど、リーグを代表する選手として活躍しました。1972年には、オールABA1stチームに選ばれています。1969-70シーズンには、リーグ3位となる平均27.4得点を記録しました。
1972-73シーズンには、
インディアナ・ペイサーズに移籍。主力選手としてチームを牽引し、自身唯一となるABAリーグ優勝を経験しました。
1974年、フリーマンは
NBAに移籍し、
サンアントニオ・スパーズと
ロサンゼルス・レイカーズで2シーズンプレーしました。そして1976年に現役を
引退しました。
ABAと
NBAを合算した通算成績は、648試合に出場し、12,233得点、2,292アシストを記録しています。平均すると1試合あたり18.9得点、3.5アシストとなります。特にABAでの活躍は顕著で、通算11,544得点はABAリーグ史上7位の記録となっています。
1997年には、
ABAオールタイムチームに選出され、ABAにおける彼の功績が改めて讃えられました。
フリーマンは、ABAというリーグにおいて、その才能と努力で輝かしい足跡を残した選手として、
バスケットボール史に名を刻んでいます。彼のプレースタイルは、多くのファンを魅了し、後進の選手たちに大きな影響を与えました。
成績
| シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TOV | PPG |
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レギュラーシーズン | | | | | | | | | | | | | | |
プレーオフ | | | | | | | | | | | | | | |
外部リンク
Basketball-Reference.com