ドミニク・フリーザー

ドミニク・フリーザー（Dominik Frieser、1993年9月9日 - ）は、オーストリア・グラーツ出身のサッカー選手で、現在はチェゼーナFCに所属し、MFとしてプレーしています。

経歴

フリーザーのキャリアは、SKシュトゥルム・グラーツから始まりました。その後、SVゲェッセンドルフやグラーツァーAK・ユースでのプレーを経て、2007-08シーズンにSKシュトゥルム・グラーツのアカデミーに戻りました。

2008年10月には、8部リーグに所属するSCザイアースベルクのセカンドチームへ移籍。2009年8月には、6部リーグのSVUクンベルクへ移籍し、2010年2月には再びSCザイアースベルクに戻りました。

2010-11シーズンのウィンターブレイクには、4部リーグに所属するSCフュルステンフェルトへ移籍。2011年3月、第16節のSVパチェルン戦で後半85分にデビューを果たしました。同年8月には、SVパチェルン戦で初ゴールを記録。2011-12シーズンと2012-13シーズンでは、各30試合すべてに出場しました。

4部リーグで2年半プレーした後、2部リーグに所属するTSVハルトベルクへ移籍。2013年8月、第3節のSVホルン戦で後半85分に途中出場し、オーストリア・ブンデスリーガ2部で公式戦デビューを飾りました。ウィンターブレイクまでに7試合に出場しました。

2014年1月には、レギオナールリーガに所属するSCカールスドルフに半年間のレンタル移籍。レギオナールリーガでの初出場は2014年3月のUSVアラーハイリゲン戦でした。同年5月には、SAKクラーゲンフルト戦で自身の唯一のゴールを決め、3-0での勝利に貢献。同リーグで合計14試合に出場しました。

TSVハルトベルクに戻り、2014年8月の第5節SCアウストリア・ルステナウ戦で初めて先発出場を果たしました。2015年5月、1-0で勝利したSVホルン戦でオーストリア・ブンデスリーガ2部での初ゴールを決めました。シーズン終了までに30試合に出場しました。

2015-16シーズンには、オーストリア・ブンデスリーガ2部所属のカプフェンベルガーSVへの移籍を決定。最初のシーズンは35試合に出場し、5ゴールを記録。翌2016-17シーズンは36試合中34試合に出場し、2ゴールを挙げました。

2017-18シーズンには、オーストリア・ブンデスリーガ1部のヴォルフスベルガーACへ2018年6月までの契約で移籍。2018年7月第1節のレッドブル・ザルツブルク戦で、オーストリア・ブンデスリーガ初デビューを飾りました。第4節SKシュトゥルム・グラーツ戦で初めて先発メンバーに名を連ねました。2018年5月FKアウストリア・ウィーン戦で同リーグ自身初となる1試合2ゴールを決め、2-1で勝利に貢献。これにより、国内の全8リーグでゴールを決めた4人目の選手となりました。最初のブンデスリーガのシーズンは合計22試合に出場し、4ゴールを記録しました。

ヴォルフスベルガーACとの契約満了に伴い、2018-19シーズンには同リーグのライバルチームであるLASKリンツへ2020年6月までの契約で移籍。

2018年7月、UEFAヨーロッパリーグの2次予選ラウンド、リールストロムSK戦1stレグで国際試合初出場を果たしました。アディショナルタイムには、最終スコアを4-0とするゴールを自身で決めました。リールストロムSKに対し、2ndレグでも勝利をおさめ、3次予選ラウンドではベシクタシュJKと対戦。アウェイで1-0で敗戦し、ホームで2-1で勝利したものの予選落ちとなりました。この試合でスコアを2-0とするゴールはフリーザー自身が決めています。2018年11月には、2021年6月までの契約延長がなされました。LASKリンツでの2シーズンでリーグ戦61試合に出場し、14ゴールを決めました。

2020-21シーズンには、EFLチャンピオンシップのバーンズリーFCへ2022年6月までの契約で移籍しました。

2022年2月1日、チェゼーナFCへ完全移籍しました。

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