ドミニック・バーロー(Dominick Barlow,
2003年5月26日 - )は、
アメリカ合衆国ペンシルベニア州
フィラデルフィア出身のプロ
バスケットボール選手。
NBAの
アトランタ・ホークスと
カレッジパーク・スカイホークスに2ウェイ契約で所属しており、ポジションは
パワーフォワード。
学生時代
セントジョセフ・プレップスクールでは、ジュニアシーズンに平均23.3得点、12.6リバウンドを記録する主力選手として活躍。COVID-19の影響で出場試合数が限られたシニアシーズンでも、平均27.6得点、17リバウンド、3.1アシスト、2.6ブロックという驚異的な数字を残し、ノースジャージーのプレーヤーオブ・ザ・イヤーに選出された。
ナイキ・エリートユース・
バスケットボール・リーグでも準決勝まで進出するなど、その才能は早くから注目を集めていた。カレッジのリクルート評価では四つ星を獲得し、プロ入り前には
メイン州ブリッジトンのブリッジトン・アカデミーでさらにスキルを磨いた。
プロキャリア
オーバータイム・エリート (OTE)
2021年9月2日、オーバータイム・エリート(OTE)と契約し、チーム・オーバータイムに所属。OTEでは平均14.8得点、5.9リバウンドを記録した。
2022年のNBAドラフトでは指名を受けなかったものの、2022年7月11日に
サンアントニオ・スパーズと双方向契約を結び、
NBAのロスターに加わった初のオーバータイムエリート出身選手となった。
2022年の
NBAサマーリーグでは、クリーブランド・キャバリアーズ戦でデビューし、9得点7リバウンドを記録。同年11月2日のトロント・ラプターズ戦でスパーズの一員として
NBAデビューを果たした。
2023年1月28日には、Gリーグのリオグランデバレー・バイパーズ戦で32得点、10リバウンド、3ブロックを記録し、キャリアハイのダブルダブルを達成。同年4月2日のサクラメント・キングス戦では、12得点、10リバウンド、シーズンハイとなる5アシストを記録し、
NBA初のダブルダブルを達成した。ルーキーシーズン最終戦では、ダラス・マーベリックス戦でキャリアハイとなる21得点、19リバウンドを記録した。
2023年7月27日、
サンアントニオ・スパーズと再びツーウェイ契約を結び、翌年3月2日には本契約を締結した。
2024年7月30日、
アトランタ・ホークスと2ウェイ契約を結び、新たなチームでの挑戦を開始した。
ドミニック・バーローは、恵まれた体格と高い身体能力を生かしたプレーが持ち味の
パワーフォワード。今後の更なる成長が期待される、注目の若手選手である。