ドラえもんのひみつ道具 (ち)

ドラえもんのひみつ道具（「ち」）一覧

この記事では、藤子・F・不二雄による漫画『ドラえもん』シリーズに登場するひみつ道具の中で、読み仮名が「ち」で始まるものを解説します。単行本、大長編、その他の関連作品に登場する道具を網羅的に紹介していきます。

ちあガール手ぶくろ

『のび太の太陽王伝説』や『のび太と奇跡の島』など複数の作品に登場する、チアガールのポンポンを模した手袋型の道具です。小型の手袋ですが、女性に投げると自動的に装着され、大型化します。装着した女性はチアガールとなり、投げた人を応援。この応援を受けている間は、どんなゲームや勝負でも勝利を収めることができます。対象の女性は年齢を問わず効果があります。テレビアニメでは「チアリーダー手袋」という名称で登場するエピソードもあります。

チータローション

『のび太の宇宙小戦争』や『のび太とロボット王国』に登場するローションです。足を塗ると驚異的なスピードで走れるようになりますが、効果時間は短く、1キロメートルほどしか持続しません。使用者の体力にも左右されるため、体力の差によって効果に個人差が出ることがあります。

ちかこうじマシン

「設計紙で秘密基地を！」（てんとう虫コミックス20巻）に登場する、設計図通りの地下室を造り出すマシンです。設計図とコンクリートボンベをセットし、バルブを開くと地下に掘削し、部屋を造り出します。出来上がった部屋の床は、絨毯のように柔らかく仕上がります。さらに、このマシンで造られた部屋には、壁や土を透過する飛行カメラや、様々な機能を持つミサイル発射装置が備わっている場合もあります。

ちからでんち

「力をためる力電池」（ぴっかぴかコミックス12巻）に登場する道具です。体に装着して静止することで、その間の力を蓄積し、後に解放することで何倍もの力を発揮できます。蓄積した力は、大きな動きをすると自動的に放出されます。

ちきゅういんりょくだっしゅつペダル

「コメットハンターに挑戦！」（藤子・F・不二雄大全集第14巻）に登場する、シーソー型の投石器です。一方のペダルに物を乗せ、もう一方を踏むと、乗せた物は地球の重力を振り切って宇宙に到達し、人工衛星となります。

ちきゅうげしゃマシン

「地球下車マシン」（てんとう虫コミックス35巻）に登場する小型の道具です。ダイヤルを回すと、装着者または対象物の地球の自転の影響を小さくすることができます。そのため、周囲から見ると東から西へ移動しているように見えます。乱用すると壊れてしまい、自転の影響を完全に受けなくなり、重力の方向が変化する危険性があります。

ちきゅうセット

「地球製造法」（てんとう虫コミックス5巻）に登場する、地球の誕生から成長過程を観察できるセットです。原始太陽系の環境を再現し、本物同様の地球を30センチメートルほどのサイズで作り出すことができます。海や陸地、生物の進化も観察できます。セットには、ちり、ガス、太陽ランプ、宇宙どけい、かんさつ鏡などのアイテムが含まれています。かんさつ鏡は、地球内部を観察したり、ミクロ化して地球表面に降り立つことも可能です。

ちきゅうはかいばくだん

「ネズミとばくだん」（てんとう虫コミックス7巻）に登場する、地球を破壊する能力を持つとされる爆弾です。作中では未使用ですが、その威力やドラえもんがなぜ所持しているのかは謎に包まれています。名称は当初「原子爆弾」でしたが、単行本収録時に変更されました。

未来爆弾、ミニ地球はかいバクダン、銀河はかいばくだん

これらは、アニメやゲームなど様々な作品に登場する、地球はかいばくだんと類似した爆弾です。威力は様々で、地球破壊からビル爆破程度の規模まであります。いずれも作中での使用例は限られています。

ちくたくボンワッペン

「チクタクボンワッペン」（てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』6巻）に登場するワッペン型の時限爆弾です。分針を書き込むと、指定した時間に爆発します。威力は人を黒焦げにするほどです。

ちくでんスーツ

「ちく電スーツ」（てんとう虫コミックス13巻）に登場するウェットスーツ型の道具です。着用して動き回ると静電気が蓄積され、周囲にピリピリとした感触を与えます。アースを接続しないと過剰な電気がたまり、危険な放電を起こす可能性があります。電気が溜まると、電化製品などを動かすことができます。

ちずちゅうしゃき

「地図ちゅうしゃき」（てんとう虫コミックス45巻）に登場する、注射器型の道具です。荷物を入れ、地図に針を刺すと、その場所に荷物が送られます。針を刺す位置や深さで届く高さが変わり、正確な操作が必要です。

ちちゅうせんぼうきょう

「しずめ玉でスッキリ」（てんとう虫コミックス24巻）に登場する、地中にある物を見るための潜望鏡です。

ちちゅうつりざお

「空き地のジョーズ」（てんとう虫コミックス30巻）に登場する、地中の物を釣り上げるための釣竿です。

ちちゅうレンズ

「地震なまず」（てんとう虫コミックス26巻）に登場する、地中にある物を見るための虫眼鏡型の道具です。

チップストッパー

「町内突破大作戦」（てんとう虫コミックス42巻）に登場する、経路を阻む障害物を一時的に無力化する道具です。チャート上の黒チップを押すと、現実世界で障害物が何らかの原因で機能停止します。

チッポケット二次元カメラ

「チッポケット二次元カメラ」（てんとう虫コミックス20巻）に登場する、撮影した物を写真に取り込み、お湯をかけると元の状態に戻すカメラです。

ちていたんけんしゃ

「地底の国探検」（てんとう虫コミックス5巻）など複数作品に登場する、地中を掘削する探検車です。ドラミが所有する事が多く、非常に高速で掘削できます。地球のコアを通過できる強度と防水性を備えています。自動操縦や、物体を吸い寄せる機能も備えています。

氷底探検車

『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』に登場する、分厚い氷の下を掘削できる大型探検車です。ジェット装置も備えています。

ちへいせんテープ

「地平線テープ」（てんとう虫コミックス28巻）に登場する、壁を消して地平線だけの世界へ通じるテープです。一種の異次元空間への通路となります。テープが切れると元の世界へ戻れなくなりますが、複数のテープでつながる空間であれば、別のテープから戻ることができます。

チャンスカメラ

「『チャンスカメラ』で特ダネ写真を…」（てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』4巻）に登場する、事件が起こりそうな場所に所持者を連れていき、決定的瞬間を撮影できるカメラです。事件のレベルを選べたり、予知機能もあります。

チャンバラ刀

「ドラえもん大事典」（てんとう虫コミックス11巻）に登場する、人を切断できる刀です。専用の糊で元通りにくっつけることができます。

チャンピオングローブ

「ペンシル・ミサイルと自動しかえしレーダー」（てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』5巻）に登場する、ボクシンググローブ型の道具です。非力な者でも強くなれるとされていますが、作中では未使用です。

チューケンパー

「チューケンパー」（てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』4巻）に登場する、犬型のロボットです。最初に見た者に忠実になり、その者の望むことを実行します。しかし、人間の言葉は理解できないため、意思疎通が難しい場合があります。

注射器型の道具

「ペタリぐつとペタリ手ぶくろ」（藤子・F・不二雄大全集2巻）に登場する、全ての病気を治す注射器型の道具です。名称は不明です。

チューシン倉

「チューシン倉でかたきうち」（てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』6巻）に登場する、復讐を助ける道具です。憎い相手の名前を書いた紙を入れると、その相手に復讐する赤い紙が出てきます。

チューブ入り雲

(説明は割愛)

ちょうきょだいすくりーんりったいテレビ

「巨大スクリーンの中へ」（てんとう虫コミックス32巻）に登場する、部屋いっぱいの巨大なテレビです。テレビの中の世界に入り込むことができますが、スイッチが切れると戻れなくなる危険性があります。

ちょうきょりふうせんてがみコントローラー

「風船がとどけた手紙」（てんとう虫コミックス39巻）に登場する、風船手紙を操縦する機械です。

ちょうじょうとりかえき

「ドラえもん大事典」（てんとう虫コミックス11巻）に登場する、山頂と現在地を入れ替える道具です。

ちょうそくたつきって

「もはん手紙ペン」（てんとう虫コミックス23巻）に登場する、手紙をすぐに届ける切手です。

チョージャワラシベ

「チョージャワラシベ」（てんとう虫コミックス13巻）に登場する、わらしべのように物々交換を繰り返して欲しい物を手に入れる道具です。

チョーダイハンド

「チョーダイハンド」（藤子・F・不二雄大全集第16巻）に登場する、他人の物をねだって貰うための道具です。

チョコQ

(説明は割愛)

チリつもらせき

「「チリつもらせ機」で幸せいっぱい?」（てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』6巻）に登場する、指定した範囲から同じ物の僅かな部分を寄せ集めて凝縮する機械です。

チルチルペンキとミチルあみ

『しあわせをよぶ青い鳥』（てんとう虫コミックス22巻）に登場する、鳥を青い鳥に変えて幸運を呼ぶペンキと捕虫網のセットです。

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