ドラえもんのひみつ道具 (つ)

「つ」で始まるドラえもんのひみつ道具

この記事では、藤子・F・不二雄の漫画作品『ドラえもん』シリーズに登場する、名称の読み仮名が「つ」で始まるひみつ道具について解説します。それぞれの道具の特徴、使用方法、登場作品などを詳細に見ていきましょう。

ついせきアロー

『ドラえもん』のひみつ道具の一つ。矢印型の本体と、携帯テレビのような受信機から構成されています。このアローを対象物に向けると、対象者の現在位置が受信機の地図上に表示され、常に位置を追跡することが可能です。対象者が受信機から30m以内に近づくと、ブザーが鳴って知らせてくれます。相手の動向を常に把握できる便利な道具ですが、プライバシーの侵害にもつながる可能性があります。

ツーカー錠

2人で使用する、カプセル型のひみつ道具です。2人がそれぞれ1つずつ服用すると、片方が「ツー」、もう片方が「カー」と言うだけで、互いの意思疎通が可能になります。言葉だけでなく、心の状態も相手に伝わるため、嘘をつくことができません。ただし、意思の疎通は「ツー」「カー」という単語のみとなり、複雑な情報伝達は難しいでしょう。ドラえもんはこのやりとりを理解できるようです。

つうしんはんばいカタログ

分厚い辞書のような形状のカタログです。掲載されている商品を欲しいと思っただけで、すぐに取り寄せることができます。しかし、代金は後払い、返品不可というルールがあり、代金を支払わなければ詐欺罪として22世紀の債権回収業者に連行されてしまうというリスクもあります。時代を超えた取引も可能なため、非常に便利な反面、危険も伴う道具と言えます。

通話よこどり電話

家庭の電話回線に接続することで、すべての通話をこの電話に転送する事ができる道具です。他人の電話の内容を盗聴できるため、悪用すればプライバシーを侵害する可能性があります。

つかみ取りバズーカ

遠隔操作で物を掴み取るバズーカです。手のような形状のものをワイヤーで発射し、遠く離れた場所にある物を捕獲できます。強奪行為などに悪用される可能性も考えられます。

つきぬけざぶとん

正座しているふりをしながら、実際には床下に潜むことができる座布団です。長時間の正座でも足が痺れることがありません。状況によっては壁を通り抜けることも可能ですが、乱用すると座布団に穴が開いてしまう可能性があります。

ツキの月

薬草から作られた、月の形の薬です。服用すると3時間、信じられないほどの幸運が訪れます。普段から運の悪い人ほど効果が大きい反面、効果が切れた途端に不運に見舞われる可能性もあります。

つけかえ手ぶくろ

ゴム手袋のような形状の道具で、体の部品を取り外して好きな位置に取り付けることができます。目や手足を付け替えたり、数を増やすことも可能ですが、欠陥部品も多いようです。

つけると暗くなる電球

電球をつけると周囲が暗くなるという、逆転の発想が面白いひみつ道具です。詳細な設定は不明ですが、状況に応じて明るさを調整する機能はなさそうです。

つづきスプレー

絵や写真などに吹き付けると、その続きを見ることができるスプレーです。たとえば、夏の風景写真に吹き付ければ、秋や冬の風景へと変化します。歴史的肖像画などに吹きかければ、その人物のその後の人生を垣間見ることができるかもしれません。

つづきをヨロシク

作業を自動化してくれる手袋型の道具です。作業を代行してくれるので、人間は手を離して別の作業に取り組めますが、終了後には専用のガスで消去する必要があります。消去せずに放置すると、延々と作業を続けられてしまうため、注意が必要です。

つめあわせオバケ

墓石型の容器の中に、様々な種類の妖怪が入っている道具です。状況に応じて適切な妖怪を呼び出して、様々な作業を依頼することができます。しかし、墓石が壊れると、オバケたちと暮らす羽目になるというリスクがあります。

ツモリガン

拳銃型をした道具で、これで相手を撃つと、相手が今考えていることを夢で体験させます。相手は、それを実際にやったつもりになります。

ツモリナール

音叉のような形の道具で、これを鳴らすと、実際にやっていないことをやったつもりになることができます。

強いイシ

「強い意志」を鍛えるための道具です。目標を設定すると、その目標を達成するまで、使用者にまとわりついて叱咤激励します。目標達成までの時間を設定できますが、途中で変更や解除はできません。

この他にも様々な「つ」で始まるひみつ道具が存在する可能性があります。今後も、新たな発見を楽しみに待ちましょう。

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