ドラえもんのひみつ道具 (1979年のテレビアニメ か-き)

ドラえもんのひみつ道具：読み仮名「か」から「き」まで

1979年放送開始のテレビアニメ『ドラえもん』（第2作第1期）に登場するひみつ道具で、名称の読み仮名が「か」から「き」で始まるものを紹介します。それぞれの道具の機能、エピソードにおける使用例、そして登場回を詳細に解説します。

1. カードテレビ電話

カード型のテレビ電話です。22世紀のおもちゃとして登場し、所持者同士でテレビ電話を楽しむことができます。カードに相手の名前を入力すると、相手の小さな立体映像が現れ、会話が可能になります。複数の人と同時通話も可能です。驚くべきことに、立体映像を傷つけると、相手にも痛みが伝わります。登場回：「カードテレビ電話」（1996年11月1日放送、映像ソフト未収録）

2. ガードメダル

円形のメダル型の道具で、お守りに貼って使います。中央のボタンを押して音声で名前を入力することで、お守りを攻撃から守ってくれます。例えば、体が勝手に動いて攻撃を避けたり、お守りが動いて反撃したりと、まるで自動防御システムのようです。しかし、守れる対象は一つのみで、新しい名前を入力すると以前の情報は上書きされます。登場回：「ガードメダル」（1995年6月9日放送、映像ソフト未収録）

3. 海神ポセイドンセット

王冠、袈裟、ホコからなるセットです。これを身に着けると、海の生き物や波を操ることができるようになります。まさに海を支配する王のような力です。登場回：「海神ポセイドンセット」（2004年5月21日放送、映像ソフト未収録）

4. 怪盗キャットの素 マタタビーン

マタタビの実を模した道具で、匂いを嗅ぐとネコの姿に変身します。怪盗キャットと呼ばれるこのネコは、視力、聴力、嗅覚が非常に鋭く、透視能力も持ち合わせています。ただし、私欲のために盗みを働くとうまくいかなず、人間の姿に戻ってしまいます。ネコの能力が残っている間は、ネコのような行動を取ってしまい、周りの人間を困らせることもあります。登場回：「怪盗キャットの素」（1994年3月25日放送、映像ソフト未収録）

5. 買い物かごだけ自分で帰ってくる道具

買い物かごにリターン記号のような図形が描かれた道具です。お使いを頼まれたのに遊びたいのび太のために用意されましたが、作中では具体的な使用描写はありません。登場回：「走れのび太! ロボット裁判所」（2000年3月24日放送、DVD『ドラえもん コレクション・スペシャル 秋の5』に収録）

6. カウンセリングノート

折りたたみ式のポータブルデバイスで、タッチペンで質問を入力すると解決策のヒントが表示されます。必ずしも本人が望む方法とは限らないものの、最善の結果をもたらす方法を提示してくれます。ウソをつこうとすると「ウソを白状して謝る」と表示されるなど、正直さや誠実さを促す一面も持ち合わせています。登場回：「カウンセリングノート」（2003年5月2日放送、映像ソフト未収録）

7. かきかえマップ

登場回：「かきかえマップ」（1998年1月30日放送、映像ソフト未収録）
(※詳細は情報不足のため省略)

8. 架空海水体験メガネ

(※詳細は情報不足のため省略)

9. 格闘家バッテリー

ランドセルのように背負うタイプの道具で、運動や修行をすることでエネルギーが蓄積されます。フル充電になると、驚くべきパワーを発揮し、のび太でもジャイアンを簡単に倒せるほどになります。登場回：「格闘家バッテリー」（1997年8月22日放送、映像ソフト未収録）

10. かげ切りバサミ

(※詳細は情報不足のため省略)

11. かげムシャ提灯

提灯を点灯させると、自分の影が実体化し、影武者になります。影武者は様々な仕事をこなすことができますが、影の持ち主と同じ性格になるため、トラブルが発生することもあります。影武者は15分後に消滅します。登場回：「かげムシャ」（2003年9月12日放送、映像ソフト未収録）

12. 風ふきまわし機

風車の形をした道具で、この風を浴びると、普段とは異なる行動をとるようになります。例えば、いつも怒っている人が優しくなったり、逆にいつも優しい人が冷たくなったりと、その効果は予測不能です。登場回：「風ふきまわし機」（1999年5月28日放送、レンタル専用VHS『21世紀テレビ文庫 テレビ版ドラえもん』第31巻に収録）

13. 風のウワサ鳥

小鳥型の道具で、噂を吹き込むと噂が広がっていきます。時間が経つにつれて噂は尾ひれが付きます。ウソの噂を流すと、悪い噂として広がり、普通の噂より速く拡散していきます。登場回：「風のウワサ鳥」（1999年7月2日放送、映像ソフト未収録）

14. 家族とりかえ機

クイズ番組のような形の道具で、ボタンを押すと母親の顔が変わるという変わった道具です。登場回：「家族とりかえ機」（1993年4月30日放送、映像ソフト未収録）

15. 蚊チューシャ

メガネケースのような装置で、蚊のようなものが飛び出し、人の感情を吸い取ります。怒りやプライド、ウソをつこうとする感情などを吸い取ることができるため、緊張を和らげるなどの効果があります。登場回：「蚊チューシャ」（1999年12月17日放送、レンタル専用VHS『21世紀テレビ文庫 テレビ版ドラえもん』第34巻に収録）

16. 勝手にシネマ

ビデオカメラのような機械で、カメラを向けた場所に自由に立体映像を投影できます。22世紀では子供のおもちゃとして扱われています。登場回：「セワシくんの家出」（1997年3月29日放送、DVD『ドラえもん コレクション・スペシャル 春の5』に収録）

17. 勝手にタイム

腕時計型の道具で、時間を自由に設定することができます。一度設定した時間は変更できません。登場回：「勝手にタイム」（1994年2月25日放送、映像ソフト未収録）

18. カッパのおさら

頭に載せるとカッパに変身できる道具です。泳ぎが得意になり、本物のカッパとも会話できます。おさらが割れると元の姿に戻ります。登場回：「カッパのおさら」（2004年7月16日放送、映像ソフト未収録、第2期では2024年8月24日放送）

19. カップ幽霊

カップめんを模した道具で、乾燥した幽霊が入っています。水を入れると幽霊が出てきます。登場回：「カップゆうれい」（てんとう虫コミックス『ドラえもん』第12巻収録「ゆうれいの干物」のアニメ化作品。1994年8月19日放送、映像ソフト未収録）

20. カップ旅行セット

カップ麺のような容器で、様々な冒険世界を3分間体験できます。アドベンチャー、メルヘン、SF、ホラーなど、複数の種類が存在し、それぞれのカップで異なる世界を楽しむことができます。ただし、使い方を間違えると危険なため、注意が必要です。登場回：「3分間カップ旅行」（1996年9月20日放送、DVD『ドラえもん コレクション・スペシャル 夏の4』に収録）

21. カニツメッター

カニのツメのような形の道具で、アームを伸ばして物を持ち上げたり、鋼鉄を切断したりできます。災害救助用として開発されたようです。登場回：「カニツメッター」（1999年5月21日放送、映像ソフト未収録）

22. ガマン大王

ガマガエルのような生物で、我慢したいものを差し出すと、望みが叶います。登場回：「お願い! ガマン大王」（2001年5月4日放送、レンタル専用VHS『21世紀テレビ文庫 テレビ版ドラえもん』第32巻に収録）

23. かみなりステッキ

雷の電気を蓄えて使用できる道具です。電化製品に給電したり、照明として使用できますが、危険なため注意が必要です。登場回：「かみなりステッキ」（2003年8月8日放送、映像ソフト未収録）

24. 考える足製造機

ヘルスメーターのような形の道具で、目的地を入力して乗ると、足が勝手に動き出し、目的地へ連れて行ってくれます。登場回：「考える足」（1993年6月18日放送、映像ソフト未収録）

25. 観察望遠鏡

普通の望遠鏡のように見えますが、観察対象に関する情報を音声で教えてくれます。会話機能も備えています。登場回：「タスケロン・カプセル」（てんとう虫コミックス『ドラえもん』第20巻に収録「ぼくをタスケロン」のアニメ化作品。1988年3月18日放送、映像ソフト未収録）

26. かんどうき

頭につけると親に勘当される道具です。勘当を解くような行いをすると外れます。登場回：「かんどうき」（1993年4月9日放送、映像ソフト未収録）

27. カンニングスプレー

教科書やノートに吹きかけ、それを食べると、食べたページが口から出てくる道具です。登場回：「トラえもん登場」（1980年9月22日放送、DVD『TV版ドラえもん』第40巻に収録）

28. キー望ド

キーボード型の道具で、入力した内容を現実のものにします。登場回：「キー望ド」（1997年2月21日放送、映像ソフト未収録）

29. 記憶掘りだしビデオ

ビデオカメラ型の道具で、相手の記憶を録画・再生できます。一時停止、巻き戻し、早送りなどの機能も備えています。登場回：「記憶掘りだしビデオ」（2003年8月22日放送、映像ソフト未収録）

30. 危機一髪ヘルメット

ヘルメットをかぶると、スタントマンのようなアクションを体験できます。ミスするとゲームオーバーになります。登場回：「危機一髪ヘルメット」（1997年1月17日放送、映像ソフト未収録）

31. 聞きとどけエンゼル

人形型の道具で、願い事をすると、偶然を操って目的を達成させてくれます。登場回：「聞きとどけエンゼル」（2000年10月20日放送、映像ソフト未収録）

32. 聞きミミ

補聴器のような道具で、周囲の人の心の声が聞こえます。登場回：「聞きミミ」（1999年9月24日放送、映像ソフト未収録）

33. キッキー

サル型のロボットで、人に付着し、危険を察知して体を動かすことで、危機を回避します。登場回：「キッキー」（2000年1月28日放送、映像ソフト未収録）

34. 気分換気扇

頭につけると、ストレスが煙となって出ていきます。登場回：「気分スッキリかんきせん」（1995年4月14日放送、DVD『ドラえもん コレクション・スペシャル 春の4』に収録）

35. 決め技スーツ

ベルト型の道具で、装着するとヒーローに変身できます。紙に書いた技名を言うと、その技が発動します。登場回：「決め技スーツ」（2002年11月15日放送、映像ソフト未収録）

36. 逆成長グラス

メガネ型の道具で、目盛りを調節することで、生物や無生物を逆成長させることができます。登場回：「逆成長グラス」（1994年9月30日放送、DVD『ドラえもんコレクションスペシャル特大号 秋の2』に収録）

37. 逆転カガミ

鏡面世界で現在地を確認するために使用します。登場回：「あべこべの星」（てんとう虫コミックス『ドラえもん』第17巻収録「あべこべ惑星」のアニメ化作品。1992年10月2日放送、DVD『ドラえもん コレクション・スペシャル 秋の1』に収録）

38. 逆転スプレー

吹き付けられた者の考え方を逆転させるスプレーです。「戻しスプレー」で元に戻せます。登場回：「逆転スプレー」（1993年2月19日放送、映像ソフト未収録）

39. キャンセルスタンプ

「しもべステッカー」の効果をキャンセルできます。登場回：「しもべステッカー」（1996年2月2日放送、映像ソフト未収録）

40. キューピッドの翼

仲違いしている人を仲良くさせる翼型の道具です。登場回：「キューピッドの翼」（1994年5月6日放送、レンタル専用VHS『21世紀テレビ文庫 テレビ版ドラえもん』第31巻に収録）

41. 恐竜スリッパとただのメガホン

恐竜のスリッパで足踏みをすると恐竜の足音がします。登場回：「リアルキャップ」（てんとう虫コミックス『ドラえもん』第18巻収録「実感帽」のアニメ化作品。1996年5月3日放送、映像ソフト未収録）

42. キョーメイアンテナ

登場回：「キョーメイアンテナ」（1997年5月2日放送、映像ソフト未収録）
(※詳細は情報不足のため省略)

43. ギョロリハンド

3本のアームが伸びて物を取ってくる道具です。一度に多くの命令をするとアーム同士が争うことがあります。登場回：「ミニドラレンタル中」（2002年10月4日放送、レンタル専用VHS『21世紀テレビ文庫 テレビ版ドラえもん』第33巻に収録）

44. 緊急ドラミ連絡通信機

ドラミと直接連絡できる通信機です。登場回：「走れのび太！ロボット裁判所」（2000年3月24日放送、『ドラえもんコレクションスペシャル特大号』秋の5に収録）

出典

(※出典は情報不足のため省略)

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