ドラゴンボール ゼノバース

ドラゴンボール ゼノバース

『ドラゴンボール ゼノバース』（Dragonball Xenoverse）は、2015年2月5日にバンダイナムコゲームスが発売した人気アクションゲームです。様々なプラットフォーム、包括PlayStation 4|PlayStation_4、PlayStation 3、Xbox One、Xbox 360、PCでリリースされています。また、全世界での出荷本数が約500万本に達し、続編『ゼノバース2』を加えるとそのシリーズ累計出荷本数は1,000万本を超えています。特に海外での人気は驚異的で、日本市場以上の経済効果を上げました。

ゲーム概要

本作は、原作者・鳥山明氏の厳密な監修のもとに開発されており、設定やキャラクターにおいても緻密に作り込まれています。元々は日韓共同制作で構想されたオンラインMMORPG『ドラゴンボールオンライン』から影響を受けており、その膨大な設定を生かして家庭用ゲームとして再登場しました。

また、フィーチャーされたストーリーは、『元祖ドラゴンボール』や『Z』にはない新たな視点を提供し、従来のアニメや劇場版のエピソードも取り入れています。特にプレイヤーがダウンロードコンテンツを通じて、劇場版のキャラクターやストーリーに触れられる体験ができる点が魅力的です。

ストーリーの背景

物語は、かつての悪党たちによって『ドラゴンボール』の歴史が歪められ、自然の流れから外れた結末に導かれてしまうところから始まります。まずプレイヤーが操作する主人公は、未来から来た青年トランクスに呼ばれ、歴史を救うためのタイムパトロールに参加することになります。トランクスは神龍の力を借りながら、歴史の正しい流れを取り戻すためにプレイヤーとともに戦います。

各編のストーリー要約

本作では、サイヤ人編、ギニュー特戦隊編、フリーザ編、セルゲーム編、未来の人造人間編、魔人ブウ編、破壊神ビルス編、魔神ドミグラ編、そしてクリア後の伝説の超サイヤ人ブロリー編と、各章が独自のストーリーを持っています。プレイヤーは、これらの章を通じて歴史の改編を防ぎつつ、知名度のあるキャラクターと協力し、特定の敵との激戦を繰り広げていきます。

例えば、サイヤ人編では、トランクスと共にラディッツを撃退し、ギニュー特戦隊との激闘を経て悟空と協力することで敵を打ち負かす一連の流れが描かれています。さらに、時には悪役たちと共に歴史を守るために敵対せざるを得ない瞬間もあり、ストーリーが奥深く感じられます。

キャラクターの多様性

プレイヤーは、自分自身のキャラクターを作り出すことができ、地球人、サイヤ人、ナメック星人、魔人族、フリーザ一族から選ぶことができます。これにより、ゲームにおける体験が個々のプレイヤーによって多様化し、自分だけの亜人やヒーローを作成する楽しさがあります。また、キャラクターの選択によって、特定の技や能力が付与されるため、戦略的な選択も求められます。

ダウンロードコンテンツと続編

さらに、ゲームの魅力を増す要素として、ダウンロードコンテンツが豊富で、特に『ドラゴンボールGT』編では、過去のキャラクターたちとより深く関わることができ、楽しさが倍増します。続編『ゼノバース2』では、前作の主人公がストーリーに登場するなど、さらなる進化を遂げています。

『ドラゴンボール ゼノバース』は、ファンにとってはもちろん、新たなプレイヤーにとっても、懐かしさと新しさを兼ね備えた作品と言えるでしょう。プレイヤーは自らの分身として、ドラゴンボールの世界に飛び込むとともに、歴史の改編を食い止める大冒険に挑むことになるのです。

もう一度検索