ドラゴンボール改 アルティメット武闘伝

ドラゴンボール改 アルティメット武闘伝

『ドラゴンボール改 アルティメット武闘伝』は、2011年2月3日にバンダイナムコゲームスから発売された、ニンテンドーDS向けの格闘アクションゲームです。これは、鳥山明による『ドラゴンボール』のデジタルリマスター版アニメシリーズ『ドラゴンボール改』をテーマにしています。開発はゲームリパブリックによって行われ、本作の特徴は簡単な操作体系を通じて楽しめるバトルです。

ゲームの特徴

本作には50以上のキャラクターが登場し、その中には日本のアニメゲームにおいては珍しいプレイアブルキャラクターとして北の界王も加わっています。また、ゲームの巧妙なプロモーションの一環として、CMでは悟空とセルが戦いを中断し、DSをプレイする提案を交わすユーモラスな内容が紹介されました。

バトルシステム

本作の戦闘形式は主に1対1で、最大3対3のチームバトルも含まれており、KOされたキャラクターの後には次に控えているキャラクターが戦闘に加わります。具体的なバトル操作は以下のように構成されています。

• - 弱攻撃: Yボタンで短時間で行えるが威力は控えめな攻撃。
• - 強攻撃: Xボタンによる高威力な攻撃ですが、隙が大きい。
• - コンビネーション攻撃: 特定の操作で敵を浮かせ、その後の攻撃へ繋げる。
• - ブロック: 攻撃を防ぎつつダメージを抑える。
• - 投げ: Aボタンで相手を投げ飛ばす攻撃が可能です。

プレイヤーはさらに、気功波やジャンプ移動など多彩な戦闘スタイルを駆使して戦うことが求められます。特に、気功波の発射や、特定の条件下での究極技発動はスリル満点です。

ゲームモード

本作にはさまざまなプレイモードがあります。ストーリーモードでは悟空たちの歴史的な戦いのエピソードを体験でき、他にもチャレンジモードやCPU対戦、さらには通信対戦と多様な対戦形式が用意されています。これらのモードでは、プレーヤーがさまざまなキャラクターを使ってバトルを繰り広げることができます。

ストーリーモードはエピソードごとに分かれ、特にサイヤ人編やナメック星編などシリーズの名シーンを再現。また、サブエピソードやもしもエピソードもあり、ファンにはたまらない内容が詰まっています。

登場キャラクター

主要キャラクターには孫悟空、ベジータ、フリーザ、セルなどが含まれ、それぞれが個別の必殺技や究極技を持っています。また、それぞれのキャラクターは気の開放システムによって強さが変化し、戦闘スタイルも多彩です。特に、悟空のかめはめ波やベジータのギャリック砲といった、原作でおなじみの技が楽しめます。

ステージ

ステージは全15種を用意。各ステージには特別なギミックは少ないですが、一部のステージには戦闘演出が異なる要素があります。サイヤ人の故郷やナメック星、天下一武道会会場など、ファンにはお馴染みの舞台が用意されています。

照れ隠しやコミカルな表現もふんだんに盛り込まれた本作は、アニメファンやゲーム初心者にも優しい設計がなされており、手軽に本格的なバトルを楽しむことが可能です。これにより、プレイヤーはお気に入りのキャラクターで他のプレイヤーと競い、壮大なドラゴンボールの世界観を体感することができるのです。

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