ドリームワークス・シアター(DreamWorks Theatre)
2018年6月15日にユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにオープンした
ドリームワークス・シアターは、モーション・シミュレーター型の新しいアトラクションで、
ドリームワークス・アニメーションの人気キャラクターたちをフィーチャーしています。この施設は、2017年8月まで営業されていた『シュレック 4-D』の後継として位置づけられています。
歴史と背景
ドリームワークス・シアターの開発は、2016年にNBCユニバーサルが
ドリームワークス・アニメーションを38億ドルで買収したことに始まります。この新たな知的財産の活用を通じて、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドは新たなエンターテインメントの創出を目指しました。2017年6月には、
ドリームワークス・アニメーションを題材にしたアトラクションのオープンが発表され、翌2018年にその実現を果たしました。
このアトラクションは、世界中で愛される『
カンフー・パンダ』をはじめとした数々のヒット作に触発された多感覚体験を提供します。ユニバーサル・クリエイティブと
ドリームワークスのアーティストたちが共同で制作し、最先端のプロジェクションマッピングやLED照明効果によって、訪れるゲストを圧倒する魅力的なストーリーテリング体験を実現しています。
アトラクションの内容
アトラクションのプレショーでは、『シュレック』や『トロールズ』、『マダガスカル』など、数多くの
ドリームワークスのキャラクターが登場し、観客を楽しませます。劇場の壁にはプロジェクションマッピングが施され、クリスティ4Kボクサーシネマプロジェクターが7台導入されており、サウンドや物理的な演出(風や水の効果、動くシートなど)も使用されることで、まるで映画の世界にいるかのような臨場感を味わうことができます。
最初に上映されるアトラクションは、『
カンフー・パンダ』シリーズに基づく「
カンフー・パンダ: エンペラーズ・クエスト」です。物語は、パンダのポーやシーフー老師、ピン老師が皇帝に「無限の力の液体」を届けるために冒険を繰り広げる内容で、急流の中を渡り、海賊や魔法、カンフーの特殊効果を駆使して進んでいきます。オリジナル声優陣も参加し、ファンにはたまらない体験を提供しています。
結論
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの
ドリームワークス・シアターは、エンターテインメントの新たな領域を切り拓くアトラクションとして、多くの来場者にユニークで没入感あふれる体験を提供し続けています。数々の
ドリームワークス・アニメーション作品のキャラクターとともに、夢のような冒険を楽しむことができます。