ドレミソラシド

『ドレミソラシド』

「ドレミソラシド」は、日向坂46による楽曲で、作詞を秋元康、作曲を野村陽一郎が手掛けています。この楽曲は2019年7月17日にSony Recordsからリリースされた2枚目のシングルであり、グループのメンバー小坂菜緒がセンターとして歌唱しています。

リリースの背景

前作「キュン」から約4ヶ月のインターバルを経ての発表となるこのシングルは、Blu-ray付きの初回仕様限定盤（ TYPE-A、B、C）及びCDのみの通常盤の4形態でリリースされました。2019年5月31日、日向坂46の公式サイトではこの楽曲に関する詳細情報が発表され、ファンの期待が高まりました。また、20年9月21日には、影山優佳が「CDTVライブ!ライブ! 秋のリクエストフェス!」にて表題曲を初披露するなど、注目を集めました。

「ドレミソラシド」はグループとして初めてのノンタイアップシングルでもあり、カップリング曲の「キツネ」は2022年の『第73回NHK紅白歌合戦』でパフォーマンスされたことでも話題を呼びました。特に、カップリングに選ばれたことでSNSでは「意外すぎる」との反応が多く見られました。また、2024年7月17日からはソラシドエアとのコラボレーションが発表され、CMや機内で流れる予定です。

アートワークと受賞歴

この楽曲そのものは、2020年11月18日に発表された『第61回 輝く!日本レコード大賞』で優秀作品賞を受賞しており、アートワークの独自性も注目されています。シングルのジャケットやプロモーションビデオは、明るい色合いの中でグループの個性を引き出しています。

チャート成績

リリース初週のオリコン週間シングルランキングでは、約47万6000枚の売上を記録し、見事初登場1位を獲得しました。この成績は、1stシングルから2作連続で初週40万枚を超えるという、J-POPグループにおいての期待感を示しました。また、このことから日向坂46はKAT-TUNやKing & Prince|King_&_Princeのような成功を収めたアーティストの仲間入りを果たしたのです。

ミュージック・ビデオ

「ドレミソラシド」のミュージック・ビデオは、安藤隼人の監督のもと、屋外プールで撮影され、夏の爽やかな雰囲気を漂わせるビジュアルが印象的です。特に、ハイスピードカメラ「ファントム」を使用することで、躍動感あふれる映像に仕上がっています。一方でカップリング曲「キツネ」のミュージック・ビデオは、よりカラフルなパーティーセットで録画され、メンバーたちが楽しそうに歌い踊る姿が描かれています。

収録トラックと選抜メンバー

「ドレミソラシド」と「キツネ」の両楽曲でセンターを務めた小坂菜緒をはじめ、数々のメンバーがそれぞれ異なるポジションで楽曲を盛り上げています。特に「ドレミソラシド」では、選抜メンバーとして新たにフロントポジションに挑戦するメンバーたちの姿も印象的です。

「ドレミソラシド」は、日向坂46の音楽活動の一環として、多くのファンに愛され続けている楽曲であり、今後の展開にも注目が集まります。

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