ナショナル・オーディトリアム

ナショナル・オーディトリアム（スペイン語: Auditorio Nacional）は、メキシコの首都メキシコシティに位置する著名な多目的ホールです。

その歴史は1952年に遡り、1954年の中央アメリカ・カリブ海競技大会の開催を契機として建設されました。当初から国際的なイベントに対応できる施設として設計され、メキシコシティの文化とスポーツの中心地としての役割を担ってきました。

1968年にメキシコシティで開催されたオリンピックでは、体操競技の会場として使用され、世界中のアスリートたちがこの舞台で技を競い合いました。オリンピック後も、ナショナル・オーディトリアムは多様なイベントに対応できる多目的ホールとしての性格を活かし、コンサート、演劇、会議、展示会など、幅広いジャンルのイベントが開催されています。

特に、1993年と2007年にはミス・ユニバース世界大会の会場となり、世界中から注目を集めました。また、ファミリー向けのエンターテイメントとして人気のある「ディズニー・オン・アイス」の会場としても長年利用されており、多くの人々に感動と興奮を提供しています。

施設の詳細な情報やイベントスケジュールについては、公式サイト（スペイン語と英語）で確認できます。

公式サイト(スペイン語)
公式サイト(英語)

ナショナル・オーディトリアムは、メキシコシティのランドマークとして、また、文化とエンターテイメントの発信地として、重要な役割を果たし続けています。

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