ナターサ・エルナンデス

ナターサ・エルナンデス

ナターサ・エルナンデス（Natasha Hernandez、1966年4月19日 - ）は、ベネズエラのカラカス出身の柔道選手です。主に61kg級で活躍しました。

人物

エルナンデスは7歳の時に柔道を始めました。当初は56kg級の選手として、1982年のパンナム選手権で優勝するなど、その才能を発揮していました。1984年に階級を61kg級に上げると、同年開催された世界選手権では、なんと18歳6ヶ月という若さで優勝を果たしました。これは、男女を通して南米大陸の選手としては初の快挙であり、ベネズエラ柔道界に歴史を刻みました。2018年現在においても、彼女はベネズエラ選手として唯一の世界選手権メダリストです。

主な戦績

エルナンデスは、56kg級と61kg級の両方で素晴らしい成績を残しています。

56kg級での戦績

1980年 - パンナム選手権　2位
1981年 - イギリス国際　3位
1982年 - パンナム選手権　優勝
1983年 - パンアメリカン競技大会　2位

61kg級での戦績

1984年 - パンナム選手権　優勝
1984年 - 世界選手権　優勝
1986年 - パンナム選手権　優勝
1987年 - パンアメリカン競技大会　2位


ナターサ・エルナンデスの功績は、ベネズエラ国内だけでなく、南米全体の柔道界に大きな影響を与えました。彼女の活躍は、多くの若者に夢と希望を与え、柔道を始めるきっかけとなっています。



外部リンク

* ナターサ・エルナンデス - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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