ナナオ (YouTuber)

ナナオ (藤原七瀬)

ナナオは、1998年7月21日に生まれた日本のYouTuberであり、そのYouTubeチャンネル「ナナオは立派なユーチューバー」で知られています。UUUMに所属し、多岐にわたるコンテンツを提供しています。普段は「これが自分だ！」と自信に満ちた姿を見せ、多くのファン、通称「ナナセスト」に愛されています。

経歴

ナナオは2017年に桐蔭学園高等学校を卒業し、同年に同志社大学法学部法律学科に入学しました。大学時代の2019年にYouTubeチャンネルを始め、翌2021年3月にUUUMに所属。2022年3月には大学を卒業し、2023年6月にはチャンネル登録者数が50万人を超える大きな成果を収めました。

2024年には、チャンネル内で話題となったAぇ! group|Aぇ!_groupの決めポーズを行った際に手首を負傷し、その後生誕くじを販売しました。ナナオは、この生誕くじの価格をナナオという名前にちなんで70円の値上げし、770円で提供したことでも話題になりました。

人物像

彼は多趣味なクリエイターであり、好きな教科には英語や現代国語、政治経済などが挙げられ、逆に苦手な科目も多いようです。大学受験の勉強中は、ラジオを聴くことで声優に強い興味を持つようになり、特に津田健次郎や細谷佳正、増田俊樹などが好きなようです。また、アニメにも造詣が深く、『K』や『蒼穹のファフナー』、『D.Gray-man』、そして『HybridChild』などを好んで視聴しています。

映画やドラマも頻繁に見ており、特に洋画と『デスパレートな妻たち』や『ゴシップガール』のセリフを参考にするほど、作品のストーリーやキャラクターに強い関心を持っています。最近では朝ドラにもハマり、自身が特に好きな『カムカムエヴリバディ』について語ることが多いです。

ナナオは独特のスタイルでファンとのコミュニケーションも楽しんでいます。基本的にリスナーをいじることが多く、普段は早口ながらも聞き取りやすい話し方で、多くのナナセストを惹きつけています。彼は男性恐怖症であり、男性と話すのが苦手ですが、アルコールを摂取するとコミュニケーション能力が急に向上するおもしろい一面を持っています。

ファン文化

ナナオのファンは多くが腐女子や腐男子で構成されています。彼のユーモアや個性的なキャラクターに共感し、ナナセストとして一つのコミュニティを形成しています。スノ担で岩本担であると語る一方、日本の人気アイドルグループの目黒蓮ネタが多くなり、ファンからはそのスタンスに対して「はっきりしてほしい」という声もあります。

出版活動

ナナオは、YouTube活動だけではなく、作家としても活動しています。著書には『雷轟と猫』や『賢者避行』、最近では『幸も不幸も最適量』があり、これらすべてがKADOKAWAから出版されています。特に彼の作品は、個性的な視点と深い考察が反映されており、ファンからの支持も厚いものとなっています。

今後の活躍にも期待が寄せられるナナオは、多くの人々に影響を与えるための有力なクリエイターです。

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