ニクラス・エリアソン:スウェーデンが生んだ多才なMF
ニクラス・エリアソン(Per Niclas Eliasson)は、
1995年12月7日生まれ、
スウェーデン・
ハッランド県ヴァールベリ出身のサッカー選手です。現在は
AEKアテネFCに所属し、
スウェーデン代表としても活躍しています。ポジションは主に
ミッドフィールダー(MF)を務めます。
クラブキャリア
エリアソンのプロキャリアは、2012年にファルケンベリFFと契約したことから始まりました。翌2013年にはトップチームに昇格し、プロ1年目から
スーペルエッタン(
スウェーデン2部リーグ)で29試合に出場、1ゴールを記録するなど、主力として活躍しました。
2014年には
AIKソルナへ移籍し、自身初の1部リーグとなる
アルスヴェンスカンでプレー。16試合に出場し1ゴールを挙げましたが、翌年以降は出場機会が減少しました。
2016年シーズン途中には
IFKノルシェーピンへ移籍し、新たな活躍の場を求めました。2017年シーズンは、移籍後からシーズン途中までに17試合に出場し、3ゴールを記録しました。
2017年8月8日、エリアソンはイングランドの
ブリストル・シティFCと3年契約を締結し、海外挑戦を果たしました。加入後からコンスタントに出場機会を得て、2018-19シーズン以降は先発にも定着しました。しかし、チームは
EFLチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)で11位、8位、12位と、
プレミアリーグ昇格を果たすことはできませんでした。
2021年10月2日、フランスの
ニーム・オリンピックと3年契約を締結し、フランスリーグへ活躍の場を移しました。
2022年8月29日、ギリシャの
AEKアテネFCと5年契約を締結し、現在に至ります。
代表キャリア
エリアソンは、2012年から5年間、各ユース世代の
スウェーデン代表としてプレーしました。2017年には、
ポーランドで開催された
UEFA U-21欧州選手権2017に出場しています。
そして、2024年6月5日には、デンマーク代表との親善試合でA代表デビューを果たしました。
人物
エリアソンの両親は
ブラジルからの移民であるため、彼自身も
ブラジル国籍を所有しています。
プレースタイル
主に右サイドでプレーすることが多く、ドリブルやパスでチャンスを作り出す創造性豊かな選手です。また、フリーキックの精度も高く、得点能力も兼ね備えています。
まとめ
ニクラス・エリアソンは、
スウェーデン国内だけでなく、イングランド、フランス、そしてギリシャと、様々な国のリーグでプレーしてきた経験豊富な選手です。ユース代表を経てA代表にも選出されるなど、今後の活躍が期待される選手の一人です。
ブラジルにルーツを持つ彼のプレースタイルは、
スウェーデン代表に新たな風を吹き込むかもしれません。