ニコラス・マクカラン

ニコラス・マクカラン：才能溢れるラグビー選手の軌跡

ニコラス・マクカランは、1996年6月13日生まれのニュージーランド出身のラグビーユニオン選手です。現在はJAPAN RUGBY LEAGUE ONEに所属するトヨタヴェルブリッツで活躍しています。センターとして知られる彼は、188cmの長身と93kgの恵まれた体格を活かし、力強いプレーで知られています。兄であるブロディもラグビー選手として神戸製鋼コベルコスティーラーズ、そしてBR東京でプレーしており、兄弟でラグビー界に貢献しています。

帝京大学での活躍からプロへの道

ハミルトンボーイズ高校卒業後、マクカランは2017年に名門帝京大学に入学。大学時代からその才能を発揮し、チームの中心選手として活躍しました。そして、2021年に帝京大学を卒業すると、東芝ブレイブルーパス（現・東芝ブレイブルーパス東京）に加入し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

東芝ブレイブルーパス東京での成長

2022年3月5日、JAPAN RUGBY LEAGUE ONE第8節横浜イーグルス戦で、マクカランは公式戦初出場を果たします。途中出場ながらも、持ち前の才能で存在感を示し、以降チームに欠かせない存在に。2022-23シーズンには、プレーオフトーナメントを含む10試合に出場し、翌シーズンも15試合中14試合に出場するなど、チームの中心選手として活躍しました。

日本代表への選出とワールドカップへの挑戦

2023年5月、マクカランは2023ラグビーワールドカップフランス大会に向けた日本代表に初選出されるという快挙を成し遂げました。惜しくもワールドカップ本大会の登録メンバーには選ばれませんでしたが、その後バーバリアンズにも選出され、国際舞台での経験を積みました。

トヨタヴェルブリッツでの活躍と代表キャップ獲得

2024年7月、トヨタヴェルブリッツに移籍。そして同年6月、再び日本代表に召集されます。そして、同年8月25日に行われたアサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2024対カナダ代表戦で先発出場を果たし、ついに日本代表として初キャップを獲得しました。今後の活躍にも期待がかかります。

まとめ

ニュージーランドから日本へ、そして大学からプロへと、着実にキャリアを積み重ねてきたニコラス・マクカラン。持ち前の才能と努力によって、日本ラグビー界の重要な戦力として成長を遂げました。日本代表での活躍も期待される中、今後の彼のプレーから目が離せません。兄の影響もあり、ラグビー一筋で歩んできた彼の今後の活躍に期待が高まります。 彼のInstagramアカウント(@nikmccurran)でも、彼の活動の様子を見ることができます。

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