ニコラ・ロシッチ

ニコラ・ロシッチのプロフィール

ニコラ・ロシッチ（セルビア語: Никола Росић）は1984年8月5日生まれで、セルビアのベオグラード出身の元男子バレーボール選手です。彼の妹であるニーナ・ロシッチも、バレーボール界での活躍が知られる元セルビア女子代表選手です。ロシッチは、卓越したプレースタイルで多くの人々に愛され、成績を残しました。

来歴

ロシッチは、プロとしてのキャリアを1999年から始めました。1999年から2004年まで、彼はパルチザン・ベオグラードに在籍し、ここで基礎を築きました。その後、2004年にブドヴァ・リヴィイェリに移籍し、2006年にはメールスSCに所属。2009年からはドイツのVfBフリードリヒスハーフェンでプレーしました。このクラブでは、さまざまな大会に参加し、その実力を発揮しました。

彼の国際舞台デビューは2006年に訪れました。この年、セルビア代表に招集され、2009年からは主力リベロとしての地位を確立しました。彼の代表キャリアの中でも特に輝かしい瞬間は、2010年の世界選手権での銅メダル獲得です。この一戦で、ロシッチは特に優れた防御力を発揮し、チームを勝利へと導きました。

さらに、2011年には欧州選手権での優勝も果たしました。その年のワールドカップでは、ベストディガー部門で1位に選ばれ、彼の存在感が一層際立ちました。これにより、彼は世界の舞台でのリーダーとしての役割を確立しました。

2012年、ロンドンオリンピックに出場し、チームの一員として競技しました。オリンピックでは最終的に9位という結果に終わりましたが、ロシッチにとっては国際舞台での貴重な経験となりました。

球歴

• - オリンピック: 2012年 (9位)
• - 世界選手権: 2010年 (銅メダル)
• - ワールドリーグ: 2009年 (準優勝)
• - 欧州選手権: 2009年 (5位)、2011年 (優勝)

所属クラブ

• - パルティザン・ベオグラード (1999-2004年)
• - ブドヴァ・リヴィイェリ (2004-2006年)
• - メールスSC (2006-2009年)
• - VfBフリードリヒスハーフェン (2009-2013年)
• - PV Lugano (2013-2014年)
• - CVM Tomis Costanza (2014-2015年)
• - PV Lugano (2015-2016年)
• - アルカダ・ガラツィ (2016-2017年)
• - SCM Craiova (2017-2018年)
• - CSMブカレスト (2018-2019年)

ニコラ・ロシッチは、そのキャリアを通じて数々の栄光を手にし、その技術と才能が国際的にも認知されました。その活躍は、後進の選手たちにも大きな影響を与えており、彼の軌跡はバレーボール界において輝かしいものです。

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