ニュース和歌山

ニュース和歌山について

ニュース和歌山は、和歌山市を拠点にニュース和歌山株式会社が編集・発行している地方新聞です。この新聞は、和歌山市はもちろん、海南市や岩出市、紀の川市などの地域に広く配布され、全国紙の朝刊に折り込まれる形で読者に届けられています。毎週土曜日と第2・4水曜日にタブロイド形式の16ページ構成で発行され、多くの読者に親しまれています。

この新聞が創刊された1964年12月8日当時、フリーペーパーの形態が珍しかったため、ニュース和歌山は新しいメディアとして注目を集めました。それ以来、地域住民のための情報を提供する責任を果たしつつ、「ニュース和歌山の信条」をもとに報道と営業活動を続けています。創刊50周年を迎えるまでに、地域紙としての理想像を実現しようと不断の努力を重ねてきました。

ニュース和歌山の信条

ニュース和歌山は、新聞事業を通じて以下のような信条を掲げています。
1. 貴重な平和と民主主義を守り、ウィエある地域社会の実現に貢献する。
2. 報道、評論、広告については地域住民の福祉を損なわず、真実、公平、友愛、品位を維持する。
3. 批評は当人に対して行う範囲に留め、個人の自由や名誉、人権を守ること。
4. 新聞の自由と独立を保つための努力を続け、発言の機会が限られている人々にも紙面を開放する。

このように信条に基づいた報道を実践することが、ニュース和歌山の特長となっています。

沿革と事業内容

1964年の創刊をスタートに、ニュース和歌山は地域に密着した事業を展開しています。特に、和歌山大学と共催する「土曜講座」は毎月第1土曜日に行われており、地域の生涯学習の場となっています。また、2014年には「親子料理教室」を開催するなど、地域のニーズに合わせた様々なイベントを実施しています。

さらに、過去には「わぁーと！手づくり市場」などのマーケットイベントも行い、地域住民の参加を促進してきました。ニュース和歌山は、ジュニアサッカー教室や和歌山音楽コンクールなど、多様な文化・スポーツイベントの企画も手がけています。これにより、地域の活性化に貢献する姿勢を持ち続けています。

出版物と公式サイト

ニュース和歌山は、新聞だけでなく出版物も手がけており、『ニュース和歌山が伝えた半世紀』や『紀伊国名所図会』シリーズなど、地域に根ざした書籍を発行しています。これらの書籍は、ニュース和歌山の公式サイトから購入が可能です。公式サイトは2015年にリニューアルされ、最新の情報を手軽に取得できるようになっています。

このように、ニュース和歌山は創刊以来、地域社会に根差した活動を続け、信念を持って情報を発信し続けています。

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