ニンジャラ
『ニンジャラ』は、2020年6月25日にサービスを開始した、
ガンホー・オンライン・エンターテイメント制作の
Nintendo Switch向け3D対戦
アクションゲームです。このゲームは基本プレイが無料で、一部のコンテンツは有料となっております。また、2020年7月22日にはパッケージ版も展開されました。
世界観
本作の舞台は、
明治維新の後に迫害された忍者たちの子孫が集まる世界です。彼らはWNA(世界忍者協会)を結成し、自らの「シノビの力」を後世に残すため、特別なガム「ニンジャガム」を開発しました。そして、最高の忍者を見つけるために「ニンジャラ」と呼ばれるエクストリームニンジャ競技大会が開催されます。
開発の経緯
ゲームの企画は、サービス開始の約4年前から始まりました。森下一喜が忍者をテーマにしたカジュアルなマルチプレイ
アクションゲームを構想しましたが、従来の忍者ゲームには暗いイメージがあったため、全く新しいアプローチを試みました。スポーツチャンバラの映像を見たことで、忍者とスポーツを結びつけるアイデアが生まれ、ポップな内容に仕上げられました。2018年6月のE3で最初に公開され、2020年のリリース前には数回の延期を経て正式リリースされました。
ゲームプレイ
プレイヤーは『ニンジャラ』の世界で最高の忍者になるため、さまざまなスキルや
アクションを駆使します。主なゲームプレイは基本的に8人で楽しむことができ、制限時間は全モード共通の4分。バトルロイヤルやチームバトル、ストーリーモードなど多様なモードが存在し、プレイヤーはそれぞれのスタイルに合わせた楽しみ方が可能です。
操作とシステム
ゲーム中のさまざまな
アクションは、操作タイプAとしてデフォルトで設定されています。プレイヤーはドローンを破壊したり、相手を攻撃する中でSエナジーを管理する必要があります。
アクションには、「ガム
アクション」や「ジャンプ」、さらには「ガムダッシュ」など独自の動きが取り入れられています。また、プレイヤーは「ジャラ」を消費してアバターアイテムを手に入れたり、有料の「ニンジャラパス」を購入することで特典を得ることができます。
評価と反響
多くのゲームメディアやライターから高評価を受けており、特にガム忍術のユニークな
アクションやポップなビジュアルに対する評価が高いです。"かわいい"という印象が強く、ライトユーザーから支持を受けています。ただし、チュートリアルやメニュー画面が不親切という意見もあり、今後の改善が期待されています。
登場人物とストーリー展開
ゲームには多くのキャラクターが登場し、それぞれが異なる背景を持っています。バートンやベレッカなど、WNAのメンバーたちが物語の中心となっており、ストーリーが展開されます。また、コミックやテレビアニメ版も展開され、さらなるファンの獲得を目指しています。
コラボレーションとメディア展開
『ニンジャラ』は他の人気タイトルとのコラボレーションも積極的に行なっており、その都度限定アイテムを実装しています。これにより、さらに多くのプレイヤーにアプローチし、ゲームの魅力を広げていく方針です。
結論
『ニンジャラ』は、忍者の
アクションが盛り込まれた新しい形の対戦ゲームとして、多彩なモードとカラフルなビジュアルが魅力の作品です。プレイヤーは自分自身のプレイスタイルを選びながら、カジュアルでポップな忍者の世界を体験できます。