ネイサン・コリンズ

ネイサン・コリンズ：アイルランドの新星DF、ブレントフォードFCで輝きを放つ

ネイサン・マイケル・コリンズ（Nathan Michael Collins）は、2001年4月30日、アイルランドのキルデア県リークスリップで生まれました。アイルランド代表としても活躍する彼は、現在イングランド・プレミアリーグのブレントフォードFCに所属し、DFとしてその才能を発揮しています。

クラブでの歩み

コリンズは、多くのアイルランド代表選手を輩出しているチェリー・オーチャードFCのユースチームで育ちました。2016年1月にストーク・シティFCと契約し、着実にステップアップ。2017年にはU-18ユースチームに昇格し、2017-18シーズンには同ユースリーグで14試合に出場しました。その活躍が認められ、2018年2月にはU-23チームへと昇格。

2018-19シーズンはU-23ユースリーグでのプレーを経て、2019年4月にトップチームへ昇格を果たしました。同年4月9日には、EFLチャンピオンシップ（2部リーグ）のスウォンジー・シティAFC戦でトップチームデビューを飾ります。同シーズンはトップチームで3試合に出場し、その才能の片鱗を見せました。シーズン終了後には、早くもマンチェスター・ユナイテッドFCからの関心が報じられるなど、注目を集めました。

2019-20シーズン以降は先発に定着し、DFラインの中心選手として活躍。2020-21シーズンもその役割を担っていましたが、2021年2月13日のノリッジ・シティFC戦で負傷し、シーズンを終えることとなりました。しかし、シーズン終了後にはアーセナルFCやレスター・シティFCなど、複数のクラブがコリンズの獲得を検討していると報じられ、彼の評価の高さが伺えます。

2021年6月24日、バーンリーFCと4年契約を締結。そして、2022年7月12日には、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCと5年契約（12ヶ月延長オプション付き）を締結しました。2023年7月4日、ブレントフォードFCへの移籍を果たし、新たな挑戦を始めています。

代表としての活躍

コリンズは、2016年からユース世代のアイルランド代表に随時招集され、主力として活躍してきました。2017年からは2年連続でUEFA U-17欧州選手権に出場。2021年10月12日に行われたカタールとの親善試合でフル代表デビューを果たし、2022年6月14日のUEFAネーションズリーグ、ウクライナ戦で代表初ゴールを決めました。これにより、彼はアイルランド代表においても欠かせない存在となりつつあります。

プレースタイルと評価

恵まれた体格と高い身体能力を活かした守備が持ち味で、空中戦の強さや対人守備の能力も高く評価されています。また、DFながら攻撃参加にも意欲的で、セットプレーなどでは得点能力も発揮します。若くして多くの経験を積んでおり、今後の成長が非常に楽しみな選手です。

プレミアリーグという舞台で、更なる成長を遂げ、アイルランド代表、そしてブレントフォードFCの未来を担う存在となることが期待されています。

外部リンク

Soccerway.com
Soccerbase.com
* Transfermarkt.com

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