ネオバラエティ

ネオバラエティについて

ネオバラエティ（Neo Variety）は、1993年10月4日から2022年3月31日までテレビ朝日系列で放送されていたバラエティ番組の枠です。毎週月曜から木曜の23時台に放送され、この期間中に多くの人気番組が生まれました。その略称「ネオバラ」で親しまれ、多くの視聴者に愛され続けました。

創設の背景と初期の放送

この枠の創設のきっかけは、1992年4月から1993年9月まで放送された『ネオドラマ』が引き継がれたことです。ネオバラエティは、1993年10月4日に『お茶とUN』をスタートさせることにより、実際の放送が始まりました。最初は30分間の放送であり、『ニュースステーション』の終了後、『トゥナイト』放送までのつなぎ番組として試験的に行われました。

放送時間は、2000年4月から45分、2002年4月からは55分、そして2009年10月には1時間枠に拡大し、視聴者により多くのコンテンツを提供することができるようになりました。この変更に伴い、枠に属する番組が多様化し、さまざまなスタイルとジャンルが展開されるようになりました。

ネオバラエティ枠の進化と姉妹枠の誕生

2002年4月には「ネオネオバラエティ」という実質的な姉妹枠が設けられ、さらなる多様な番組が放送されるようになりました。また、2005年からは「ネオバラエティ第3部」と「ネオバラエティ第4部」の開設に伴い、人気番組がそれぞれの上位枠に昇格する流れができました。

2009年10月以降、帯番組『お願い!ランキング』のスタートにより「ネオネオバラエティ」枠が廃止されましたが、ネオバラエティ第4部の番組は引き続き放送されました。2012年4月には、その枠が「ネオバラ2」に改名され、更にスムーズな編成が可能となりました。2014年には再び改編が行われ、ネオバラエティ2が新たに設けられました。

放送形態の変更と特別編成

2009年9月以前、ネオバラエティは全編ローカルセールス枠でしたが、その後ネットワークセールスに変更され、より多くの地域で同時放送されるようになりました。2011年1月3日には、過去のネオバラエティ枠における番組が再放送される新しい試みも実施されました。

特別番組や特別編成として、12月中旬や4月上旬にスペシャル版が放送されることもありました。2006年には『月バラ!』によって、スペシャル版の放送が始まり、大きな話題を呼びました。

ネオバラエティの終了と新たな幕開け

28年半にわたり放送されたネオバラエティは、2022年3月をもって終了し、その後に「スーパーバラバラ大作戦」という新たなバラエティ番組枠が始まりました。この新しい枠では、従来のネオバラ番組の一部が引き続き放送される一方で、編成が刷新され、30分番組が1日3本放送されるスタイルに変わりました。

このように、ネオバラエティは多様な番組が詰まった歴史を持ち、視聴者にとって非常に重要なバラエティ番組の枠として認識されていました。

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