ネッ友

ネッ友（ネットの友達）とは？

ネッ友とは、インターネット上でのみ交流のある友人を指す言葉です。主に、ゲーム、SNS、チャットなどで知り合い、現実世界では会ったことのない関係性を意味します。インターネット友達の略称で、「ネトモ」や「ネフレ」とも呼ばれます。反対語は、現実世界の友達を指す「リア友」です。

ネッ友の実態

ニフティが2022年に行った調査によると、小中学生の過半数（59％）がネッ友を持っていると回答しています。さらに、そのうちの15％は実際にネッ友と会ったことがあるそうです。知り合ったきっかけとしては、ゲームが最も多く48％、次いでLINEが23％、Twitterが19％となっています。

ネッ友のメリット

リアルの友達には言えないことも相談できる
現実の友人関係では、人間関係のしがらみから相談しにくいこともあります。ネッ友であれば、直接的な利害関係がないため、本音を打ち明けやすいというメリットがあります。
いつでも縁を切れる
ネッ友関係は、リアルな関係よりも気軽に始めることができ、また、終わらせることも比較的容易です。
外見で判断されない
現実世界では、外見や肩書きで判断されることもありますが、ネッ友関係では、そのような先入観にとらわれにくいという利点があります。
共通の趣味を持つ人と出会いやすい
オンライン上では、趣味や関心事が同じ人と繋がりやすい傾向があります。そのため、価値観を共有できるネッ友を見つけやすいでしょう。
時間や場所にとらわれない
インターネット環境があれば、いつでもどこでもネッ友と交流することができます。時間や場所を気にせず、気軽にコミュニケーションを取れるのは大きなメリットです。

ネッ友のデメリット

相手が嘘をついている可能性がある
年齢や性別など、個人情報を偽って交流している人がいるかもしれません。相手の素性が全く分からないというリスクを認識しておく必要があります。
トラブルに巻き込まれる可能性がある
実際に会ってみたら、想像と違っていたり、危険な目に遭ったりする可能性も否定できません。
文字だけでは気持ちが伝わりにくい
対面でのコミュニケーションと異なり、文字だけでは微妙なニュアンスや感情が伝わりにくいことがあります。誤解が生じやすい点に注意が必要です。
悪口や暴言を吐く人がいる
匿名性を利用して、他人を傷つけるような言動をする人もいます。不快な思いをする可能性があることを覚悟しておきましょう。

ネッ友に関する様々な言葉

リアルの友達を「リア友」と呼ぶように、「〇〇友」という言葉はたくさん存在します。以下にその一部を紹介します。

カラ友：いつも一緒にカラオケに行く友達
タリ友：共感できる話題で共に語り合う友達
チャリ友：話をしながら自転車で移動する友達
バイ友：アルバイト先で知り合った友達
ブカ友：部活動の友達
放友：放課後一緒に遊ぶ友達
メル友：メール友達
モバ友：モバゲータウン内での友達
類友：同じ趣味を持った友達
レタ友：文通している友達
ログ友：ブログ友達
笑友：お笑いの話題を語る友達
ガチ友：喧嘩もするが、心の底から助け合えるような友達
幻友：自分が一方的に友達だと思っていた人
神友：信頼できる神様のような友達
しゃべ友：喋ったことがあるだけの友達
水友：切っても切れない関係の友達
ただ友：お金では買えない親しい友達
談友：悩みを相談する友達
鉄友：鉄のような固いきずなで結ばれた友達
表友：表面上だけの友達
ラブ友：ラブラブな友達
乱友：一緒にバカなことができる友達


ネッ友との付き合いは、メリットもデメリットも存在します。リスクを理解した上で、適切な距離感を保ちながら、楽しい交流を心がけましょう。

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