ネプチューンのallnightnippon SUPER!

ネプチューンのオールナイトニッポンSUPER!

「ネプチューンのオールナイトニッポンSUPER!」は、1999年4月から2002年9月にかけてニッポン放送で放送されていた人気ラジオ番組です。パーソナリティを務めたのは、ネプチューンの名倉潤、堀内健、原田泰造の3人で、彼らの独自のトークやコントが魅力的でした。この番組は、深夜放送の枠を「LF+R」という新たな編成にリニューアルした際にスタートし、当初は関東ローカルでしたが、1999年10月から全国ネットに移行しました。

番組の歴史

ネプチューンは、実は1998年にオールナイトニッポンのパーソナリティーを単発で経験しており、その後、3年半にわたりレギュラー放送が続きました。番組が終了した後は、堀内健と事務所の後輩ビビる大木による「堀内健とビビる大木のオールナイトニッポンSUPER FRIDAY!」が後を引き継ぎました。また、2003年には特番「なぐらたいぞうのオールナイトニッポンR」が放送されており、再びネプチューンのメンバーによるトークが繰り広げられました。

放送中、名倉は「CMの際に私たちがタバコを吸っていたため、スタッフの反感を買ってしまった」と告白しており、その背景から堀内が唯一続投した理由も語られていました。番組は2009年に開催された「ラジオ・アカデミー賞」で、過去に放送された多くの番組の中から99位に選ばれるなど、今もなおリスナーの記憶に残っています。

主なコーナーと内容

この番組の醍醐味は、バラエティに富んだコーナーにあります。例えば、オープニングでは3人によるコントが披露され、その後タイトルコールが行われました。「衝撃の一言」では、リスナーからの投稿を基に、強いインパクトを持つ言葉が紹介され、「記憶」ではネプチューン自身の過去の行動や言動について募集・紹介されました。

他にも「先生、あのね」では子供のころの面白い作文を紹介し、「地図が読めない男、話を聞かない女」では身近な人々をユーモラスに判断するコーナーが展開されました。このコーナーは後に書籍化されるなど、大きな反響を呼びました。

また「激突！ネプバトル」では、リスナーからのネタハガキをもとにネプチューンのメンバー同士が対決し、勝利者には「オールナイトニッポン」の単独進行権が与えられる仕組みでした。

番組のゲストと影響

「オールナイトニッポンSUPER!」には多くの豪華ゲストも登場しました。aikoが番組のジングルを制作したり、石橋貴明（とんねるず）や北陽、ゆず、RAG FAIRなど、様々なアーティストが関わりました。また、素人アイドルユニット「ネプサイケデリコ」の誕生もこの番組の特筆すべきポイントです。彼らが提供した楽曲「Stop it love」は多くのリスナーに親しまれ、それぞれのゲストとのエピソードも視聴者にとって楽しみの一つでありました。

終わりに

このように、ネプチューンのオールナイトニッポンSUPER!は、ユニークなコーナー、数々のゲスト、そしてネプチューンのトーク力によって、多くのリスナーから愛された番組として歴史に名を刻んでいます。放送終了から年数が経っても、当時の思い出やエピソードは今なおリスナーの心に残り続けています。

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