ハイパーミサヲ

ハイパーミサヲ

ハイパーミサヲ（1990年1月3日生まれ）は、日本で活躍する女子プロレスラーで、東京女子プロレスに所属しています。彼女はその独自のキャラクターと多彩なレスリングスタイルで多くのファンを魅了しています。

プロレスに至る道

彼女は茨城県鹿嶋市に生まれ、子どものころから絵を描くことが得意でした。中高一貫の進学校で、弓道部に所属し、高校卒業後は青山学院大学文学部に進学します。大学では日本文学を専攻し、穂村弘の詩集との出会いが、彼女のクリエイティブな道を後押ししました。大学在学中、短歌を書くことにも意欲的で、自作を連載に投稿したりもしています。

彼女がプロレスに興味を持つきっかけは、2014年に東京ビッグサイトで行われた「HandMade In Japan Fes」でのプロレスイベントでした。その衝撃的な経験から、プロレスラーを志すことを決意し、東京女子プロレスに入門します。

プロレスデビューとその後

2015年2月28日、ハイパーミサヲとして東京女子プロレスデビューを果たします。デビュー戦ではタッグを組み、KANNA＆木場千景組相手に戦いました。この時から彼女のアイコン的な要素であるコウモリ型のマスクや風呂敷マントが確立されました。

デビュー後、彼女は数々の試合を重ねていき、2015年7月には路上プロレスイベントに参加し、自らの初勝利を飾ります。また、数ヶ月後には新しいコスチュームを受け取り、よりヒーローらしい姿へと進化しました。

2016年には東京プリンセスカップでの名勝負を経て、長期欠場に入ったものの、その後復帰し、2018年には特異なルールの下で行われた試合にも挑戦しました。

新たな挑戦と成長

2019年から2020年にかけて、彼女はNEO美威獅鬼軍に参加し、新たなリングネーム「操」として活動します。タッグチームやシングルマッチで数々のタイトルに挑戦し、初タイトル獲得も果たしました。また、結婚を発表したことで、東京女子プロレスとして初の既婚レスラーとなるなど、様々なトピックでも注目されました。

2020年以降、彼女は多様なプロデュース興行や代表的な試合に出演し続けるだけでなく、ファン参加型の企画も行い、プロレス界の新たな可能性を探っています。

海外への展開と今後の展望

彼女は日本国内だけでなく、イギリスやアメリカなどの海外のプロレスイベントにも参戦し、その活躍の場を広げています。2024年からは新たなマスクを持つことが決まっており、さらなる成長と挑戦が期待されています。

技術面でも、様々なフィニッシャーや技を駆使し、試合の中で独自のインサイドワークを展開しています。今後の試合で、彼女がどのような進化を遂げるのか楽しみです。

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