ハイファイ メッセージ

Every Little Thing（ELT）の30枚目のシングルとして2006年6月14日にリリースされた「ハイファイ メッセージ」は、7枚目のアルバム『Crispy Park』からの先行シングルです。このシングルは、ELTにとって新たな試みとなる、初の洋楽カバーをカップリングに収録したことでも話題となりました。

タイトル曲である「ハイファイ メッセージ」は、作詞を持田香織、作曲をHIKARIが担当。編曲はHIKARIとEvery Little Thingが共同で行っています。この楽曲は、TBS系テレビ番組『王様のブランチ』の2006年6月・7月エンディングテーマとしても使用され、幅広い層に親しまれました。楽曲は、アルバムツアーでの披露を重ねるごとに、その人気を不動のものとし、10周年記念スペシャルライブや8枚目のアルバム『Door』のツアーでも演奏され、ライブでの定番曲としての地位を確立しています。キャッチーなメロディーと、持田香織の透明感のある歌声が魅力的な一曲です。

カップリング曲の「Baby Love」は、アメリカの伝説的なボーカルグループ、The Supremesが1964年にリリースした同名曲のカバーです。原曲の作詞・作曲はLamont Dozier, Brian Holland, Eddie Hollandが手掛け、ELTによるカバーの編曲はYasunari "Nam-Nam" NakamuraとEvery Little Thingが共同で行っています。ELTにとって初の洋楽カバーであり、新たな音楽への挑戦を感じさせます。原曲の持つソウルフルな雰囲気はそのままに、ELTならではのサウンドアレンジと、持田香織の歌声で、新たな魅力を引き出しています。

シングルには、「ハイファイ メッセージ」のインストゥルメンタルバージョンも収録されています。

「ハイファイ メッセージ」は、以下のアルバムに収録されています。

『Crispy Park』
『Every Best Single 〜COMPLETE〜』
『Every Cheering Songs』
『Every Best Single 2 〜MORE COMPLETE〜』
* 『Every Best Single 2 〜middLe period〜』

これらのアルバムからもわかるように、「ハイファイ メッセージ」は、ELTの代表曲の一つとして、様々な形でファンに届けられています。リリースから時を経てもなお、その魅力は色褪せることなく、多くの人々に愛され続けています。

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